荒川区教育委員会とJICA東京が「国際協力出前講座」にかかる覚書を締結

JICA東京と荒川区教育委員会が、「夢や希望を語り合う・ようこそ青年海外協力隊」事業の今年度の覚書を結びました。

2017年6月8日

調印式の様子

荒川区教育委員会とJICA東京では、2006年より連携事業「ようこそ青年海外協力隊」を実施しています。これは、開発途上国の国づくり・人づくりに貢献する青年海外協力隊経験者を講師として学校に紹介し、出前講座を実施するものです。ボランティア経験者が現地での体験談を語ることにより、子ども達の好奇心・想像力を喚起し、人を大切にする心を育み、将来に向けて「夢」や「希望」をもってこれからの人生を切り開いていこうとする力を養う人材育成を目的としたものです。

5月31日(水)に今年度の実施に関する覚書を締結しました。この覚書に基づいて、JICA東京は荒川区立小中学校の全34校へ青年海外協力隊経験者を講師として紹介します。

荒川区教育委員会 高梨博和教育長(右)と
JICA東京 木野本浩之所長(右)

本事業は、今年度で12年目を迎え、毎年、異文化理解、開発途上国と日本との関係、将来の進路など、各校の要望に基づいた出前講座が行われています。2016年度は、述べ76名の講師が113コマの授業を実施し、合計2,591名の児童・生徒が受講しました。

覚書を結ぶにあたり、高梨博和教育長からは、「現地でのボランティア活動を経験された講師の方のお話は、子どもたちに大きなインパクトがある。留学する若者も減っている中、青年海外協力隊の経験者は貴重な存在となっている。本事業を通じて、国際協力の実情や日本人がいかに国際貢献しているか、多くの児童・生徒に知ってもらい、区内の子どもたちに一人でも多く国際的な視野を得てもらいたい」との言葉をいただきました。

集合写真

JICA東京の木野本所長からは、「本事業を通じて10年以上に渡り、教育委員会とJICAが協力できていることは嬉しい。機構内でもモデルとなる連携事例として発信したい。今後は、本事業を通じて国際協力やボランティア活動に興味を持った若者が青年海外協力隊として活躍してくれることを期待したい」とお伝えしました。

これから荒川区出身のJICAボランティアが数多く誕生するかもしれません。9月以降に順次、各学校での出前講座が実施されます。未来の青年海外協力隊候補生に出会えることを楽しみにしています。





JICA東京 市民参加協力第一課 本田