「草の根技術協力事業共同記者会見」が八王子市で開催されました!

草の根技術協力事業 地域活性化特別枠で多摩地区初の実施自治体となった八王子市は、ミクロネシアのチューク州で環境保全にむけた2R(リデュース・リユース)の廃棄物削減事業を開始します。

2017年8月30日

共同記者会見 
左からJICA東京 木野本浩之所長、八王子市 石森孝志市長、創価大学 馬場善久学長

 2017年8月28日(月)午後3時15分。八王子市役所において「草の根技術協力事業 地域活性化特別枠」の事業実施にかかる共同記者会見が開かれました。八王子市が本事業の提案に至ったのは、2011年6月から2年間、青年海外協力隊に現職参加された資源循環部職員がミクロネシアへ派遣されたことから始まりました。八王子市は環境省発表の50万人以上の都市におけるリデュース(ごみ量の少なさ)分野で全国1位(27年度実績)となった先進的地域です。加えて本事業には八王子と包括連携協定を締結している創価大学が協力機関として参加します。
 事業の対象地があるミクロネシアは太平洋に浮かぶ島国で、南国のきれいな島のイメージどおりではあるものの、そこは住民の生活の場でもあることから、当然ごみも発生します。そのごみには土に帰るものもあれば、プラスティックなどそうでない物もあります。島国のため土地に限りがあり、また、島に存在する土も限られているため埋め立てにも問題があり、廃棄物処理・管理は喫緊の課題となっています。

報道陣の様子。カメラのレンズの先には写真1の3者がいます。

 今回、チューク州においての取り組みは「チューク州のごみ収集業務の改善」、「生ごみ処理方法の改善」、「2Rの啓発」をおこないます。ごみ収集業務の実務の改善、生ごみ処理の改善は八王子市、2R啓蒙にかかる活動は創価大学が担う予定です。生ごみ処理には企業も協力予定であり、国際協力に地方自治体、大学、企業といった多様な組織が連携して取り組むこととなります。JICAとしては地方創成×官・学・民の連携×国際協力の新たなモデルとなることを期待しています。