【報告】子ども達がJICA東京研修員とともにカカオ豆からチョコ作りに挑戦!

2018年2月3日(土曜日)、JICA東京にて28人の日本の小中学生とアフリカから来日している6人の研修員が、カカオ豆からチョコレートを手作りするイベントに参加しました。

2018年3月9日

カカオ豆からチョコレート作り? 本当の手作りチョコレート。

出来上がったチョコレートを型に流し込む子ども達

学生団体「本当のガーナチョコレートを作るプロジェクト」と子ども達に新しい学びの機会を提供する団体「Lifun」による共同イベントが2月3日(土曜日)、JICA東京にて開催されました。
参加したのは、28人の日本の小中学生、アフリカから来日した6人のJICA研修員。各テーブルで5~6人の子ども達と1人のアフリカ人研修員がチームになり、焙煎されたカカオ豆の殻を剥いていきます。カカオニブと言われる中身だけをフードプロセッサーに取り出して、砂糖と混ぜて粉砕します。あっという間に部屋はカカオの香ばしい匂いに包まれ、30分もすれば美味しいチョコレートの出来上がり。少しザラザラした食感ですが、カカオの風味を感じることが出来るチョコレートに仕上がりました。
また今回はガーナ産を含む3ヵ国のカカオ豆を使ってチョコを作り、出来上がったチョコレートは不思議とカカオの産地によって味や風味が異なる仕上がりになりました。

カカオやチョコを通じてアフリカ・ガーナを感じる。

カカオ豆からチョコレートを作るのは初めてだったというガーナ人JICA研修員

ガーナと言われてまず頭に浮かぶのはチョコレートという方も多いのではないでしょうか。日本に輸入されるカカオのうち、70%以上はアフリカ・ガーナからやってきます。
出来上がったチョコレートを冷やして固めるまでの時間、ガーナでカカオ豆が生産されてから日本のコンビニやスーパーに美味しいチョコレートとして並ぶまでのプロセス、またガーナで暮らす同年代の子ども達の生活について、「本当のガーナチョコレートを作るプロジェクト」による発表を通じて勉強しました。
「ガーナってシャワーはあるの?」「ガーナの人が好きな食べ物はなに?」
子ども達が持つ素朴な疑問に、参加したJICA研修員が一つ一つ丁寧に答え、子ども達とのコミュニケーションを楽しみました。

JICA職員がガーナで出会った少年の物語。

イベントの最後にはジョンとTV電話を繋ぎました

今回参加した子ども達の参加費は、「本当のガーナチョコレートを作るプロジェクト」が支援するガーナの1人の少年への支援として使われることになっています。
少年の名前はJohn(ジョン)。本企画を主催した「本当のガーナチョコレートを作るプロジェクト」はJICA職員の宮坂(現在は南アジア部勤務)が学生時代に立ち上げたプロジェクト。今から約5年前、同職員が学生ボランティアで学校の先生としてガーナに滞在していた頃、最も優秀な教え子がジョンでした。その後、学生プロジェクトを立ち上げ、ジョンの家族が育てたカカオ豆で作ったチョコレートを日本で販売し、その収益をガーナに送るなど、ジョンを支援してきました。4年前は中学生だったジョンは昨年から大学進学を果たし、今回のイベントで集められたお金は大切にジョンの大学へ通うために必要な学費としてガーナに送られる予定です。

写真:©Sakie Miura