【報告】埼玉のブラジル学校を日系人留学生が訪問

埼玉県上里町に日系人留学生が全員集合!~日本と中南米の架け橋となる日系社会リーダーを目指して~

2018年3月14日

なぜ日系人留学生が上里町に?

学校法人ティーエス学園

斎藤理事長(右)から説明を受ける留学生

日本各地の大学院で学ぶ、日系人留学生が一堂に会し、埼玉県上里町にある在日ブラジル人のためのインターナショナルスクール「学校法人ティーエス学園」を訪問、視察しました。

JICAでは2000年度から日系社会リーダー育成事業を実施しており、これまでに11ヵ国から178名の留学生を受け入れて来ました。今回の訪問は全国の大学院で学ぶ日系人留学生が一堂に会する半年に一度のセミナーの一環で実施されたものです。

埼玉県北部や群馬県南部には在日ブラジル人が大勢暮らしている地域があり、同学園のような在日ブラジル人のための学校は、その子女の教育や将来を支える重要な役割を担っています。

留学生とブラジル人生徒の交流

留学生の話に聞き入る生徒達

ドローンの実演飛行も行いました

集合写真

視察では同学園の斎藤俊男理事長から施設設備、学園の成り立ち、子どもたちが抱える悩みや問題点が紹介された後、留学生と生徒たちの交流が行われました。

留学生たちのそれぞれの専門分野(エンジニリング&建築、自然工学、人間科学)に分けられたチームに、学園の生徒たちがそれぞれ加わり、留学生の話に聞きいりました。
留学生たちがそれぞれの分野を研究する理由、将来の夢について語り掛ける一方で、生徒たちからも一人一人の夢や希望を教えてもらいました。
 
斎藤理事長のお話では、学園に通う生徒たちの大半は、卒業後は工場などで単純労働に就き、学んだ知識や日本語を社会の中で存分に活かせていない葛藤があるようです。
しかし、今回の日系人留学生との交流を通じて様々な分野の世界があること、そして自分の可能性が拡がる希望があることを学べたのではないでしょうか。


報告者:JICA埼玉デスク 廣瀬