【研修レポート】~アルメニアを知ってもらう~ ツーリズムEXPOジャンパン2018にて

2018年10月12日

課題別研修:アルメニア国別研修「地方観光促進」
研修期間:2018年9月13日~2018年9月26日
参加人数:10名
研修実施機関:株式会社かいはつマネジメント・コンサルティング

アルメニアを知ってもらう

世界遺産ゲガルト修道院

地方観光促進研修の一環として、アルメニアから来た研修員達が、ツーリズムEXPOジャパン2018に出展しました。
目的はズバリ、「アルメニアを知ってもらうこと」。

LCCも充実し、SNSから簡単に世界の情報を入手できるようになった今日、多くの日本人が気軽に海外旅行に出かけるようになりました。
しかし、その中でアルメニアを訪れたことがある人は、果たしてどのくらいいるでしょうか?

知られざる美観と美食の国、アルメニア

アルメニアブースのデザイン

どこにあるの?どんな国だろう?

そんな疑問を持って、ふらりとブースによってもらえれば、最初のステップはクリアしたといえるでしょう。
そのために、より目を引く個性的なブースのデザインにもこだわりました。

ArmeniaのAは、特産物のザクロをイメージしています。

その下にある模様のように見えるものは、アルメニア語のアルファベットの装飾文字(Trchnagir)で、首都エレヴァンにあるマテナダラン古文書博物館に展示されている、宗教や史学の書籍等で実際に使われていたものです。

紀元前8世紀にも遡る歴史的建造物や遺跡、アララト山を代表する自然、その自然に育まれた豊かな恵みで作られたワインやハーブ、ハチミツ、ドライフルーツなどの数々。アルメニアにはまだ知られていない魅力が溢れているのですが、その魅力をいかに伝え、いかに興味を持ってもらうか。

研修員達の熱い意気込みは、伝え方のノウハウを知ってこそ、十分に発揮されるものでしょう。

いかに魅力を伝えるか?

ようこそ!アルメニアブースへ!

旧ソ連時代の社会主義体質が少なからず残っているこの国では、ビジネスに対する価値観が日本とは異なり、店を開いて待っていれば、お客は向こうからやってくるという意識が根強いようです。

ブースに立って、来客の対応をするのはもちろん、他の国のブースを回って、デザインや呼び込み方などを良く観察し、人を惹き付ける魅力的なアプローチとは何かということも学んでもらいたい、というのが、この研修の実施機関である、かいはつマネジメント・コンサルティング社の狙いでもあります。

「人口わずか300万人のこの国では、国外の市場に目を向けなければ安定した産業は維持できません。」と話すのは、同社プロジェクトリーダーの妹尾氏。
すでに欧米の観光客には人気の旅行先となっているアルメニアですが、日本を含むアジアのマーケットにはまだまだ開拓の余地があると研修員達も感じているようです。

広がる未来の夢

日本の旅行関連業者に説明をする研修員達

4日間の出展期間中に、ビジネス関係者70-80名、一般来場者350-400名ほどの来訪がありました。

旅行関連会社との商談会や、一般公開日でのイベント(アルメニアの豆知識クイズ)などで、「ちょっと珍しい国」に興味を示した人達は思いのほか多かったということでしょう。

後日作成されたアクションプランでは、旅行関係者を招くプロモーションツアーの開催や、日本—アルメニア間の直行便案など、すぐに実現できそうなものから長期的な計画まで、様々な案が発表されました。

まだまだ大きな可能性を秘めている国、アルメニア。

その魅力を引き出すプロデューサーとして、それを伝えるメッセンジャーとして、研修員達の挑戦は続きます。


報告者 産業開発・公共政策課 赤坂友佳子