【研修レポート】アフリカ・アジアからの研修員、日本の電力の安定供給を学ぶ

2018年10月31日

課題別研修:電力系統技術
研修期間:2018年10月2日~2018年10月23日
参加国:エチオピア、ケニア、ラオス、マラウイ(2名)、ミャンマー、ナイジェリア、ウガンダ、ザンビア
参加人数:9名

世界8か国から集まった9名の技術者たちが、東京都と愛知県で日本の送電技術を学びました。

SDGs(持続可能な開発目標)ゴール7「エネルギーをみんなに そしてクリーンに」に貢献!

【画像】開発途上国においても、経済発展のためには電力の安定供給が重要な要素で、発電分野の改善が進みつつある中で、送電、変電、配電部門も並行して強化する必要があり、殊に技術者の養成は急務となっています。

 日本の電力系統の計画、設計、運用および保守の技術を学ぶため、世界8か国(エチオピア、ケニア、ラオス、マラウイ(2名)、ミャンマー、ナイジェリア、ウガンダ、ザンビア)から9名の研修員が来日し、講義の他、東京都内や愛知県内の変電所や給電制御所などを訪問し、日本の電力安定供給の技術を学びました。

 この研修では、SDGs(持続可能な開発目標)ゴール7「エネルギーをみんなに そしてクリーンに」に貢献することができます。

グループディスカッションやグループワークを通して学びあう

【画像】同研修の講義の中で、日本のTQM(Total Quality Management)を学ぶ授業でのグループディスカッション、系統計画を立てるためのソフトウェアの実習でのグループワークを通して、お互いから学びあうことができました。
TQMのグループディスカッションでは、積極的にそれぞれの意見を出し合って、自分たちの国でどのようにTQMを実践するのかを考えました。系統計画のソフトウェアの実習でも、これまで全くソフトウェアに触ったことがなかった研修員や、日々業務で使用している研修員など様々でしたが、そこでも研修員同士教えあいながら実習に取り組んでいました。

電力の安定供給、日本の高い技術に学ぶ

愛知県の岡崎市では給電制御所で配電自動化システムを視察し、その後変電所を訪れました。

中部電力では故障の際の迅速で手厚い対応マニュアルがあることや、日本の住宅街にある小規模な変電所を訪れた際には、環境や近隣住民に配慮した設計になっていることに、研修員は驚いていました。

9名の研修員は約3週間の研修の中で、日本の電力の安定供給について学び、自分たちの国に戻りました。これから日本で学んだことを生かして、それぞれの国で電力の安定供給に貢献してくれることでしょう。


<報告者>産業開発・公共政策課 門脇