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TICAD7サイドイベント レポート1. 「日本・グローバル開発学プログラム」はアフリカの発展にどう貢献できるか、JICA長期研修員が世界に発信!

2019年8月27日にTICAD7サイドイベント「日本型開発学の可能性 –アフリカの発展と人材育成」にて、国際大学が提供する「日本・グローバル開発学プログラム」がアフリカの発展にどう貢献できるか、議論を行いました。

2019年9月5日

【TICAD7とは】

【画像】今年の8月28日から30日にかけて、横浜で第7回アフリカ開発会議(TICAD 7)が開催されました。TICADは、1993年以降、日本政府が主導し、国連、国連開発計画(UNDP)、アフリカ連合委員会(AUC)及び世界銀行と共同で開催する、アフリカの開発をテーマとする国際会議です。

【JICA長期研修員が登壇】

【画像】当日のイベントには、JICA長期研修員のオマール アワッド エルバシャ モハメッドアハメッド(以下、オマールさん)が登壇しました。国際大学はJICA開発大学院連携の一環として、「日本・グローバル開発学プログラム」を開始し、日本の近現代の経験から、経済発展と企業成長の普遍的論理を学び、自国発展に生かしてもらう科目を開講しています。同イベントでは、「日本・グローバル開発学プログラム」がアフリカの発展にどう貢献できるか、などの議論を行いました。

【日本型の開発学とは】

議論の中でオマールさんは、日本型と欧米型の開発学の違いは?との質問に対して、「日本の“信頼を築く”アプローチ方法について、他国と比較するとプロセスには時間がかかるが、非常に大切である」と話しました。
オマールさんは最後、ネルソン・マンデラの「Education is the most powerful weapon which you can use to change the world.」(訳:教育とは、世界を変えるために用いることができる、最も強力な武器である。)という言葉で締めくくり、アフリカにおける教育・人材育成の重要性を強調しました。
今後、アフリカ諸国を含む多くの長期研修員が、日本で学んだことを自国で活かし、活躍することを期待しています!