帰国研修員向けオンラインセミナーの開催:課題別研修「サイバーセキュリティ対策強化のための国際法・政策能力向上」

2020年10月1日

オンラインでの再会

オンラインでの再会!

コロナ禍における研修事業の新たな試みとして、課題別研修「サイバーセキュリティ対策強化のための国際法・政策能力向上」では、9月24日(木)に、帰国研修員向けのセミナーをオンラインで開催しました!

所長より挨拶

ASEAN地域の8ヵ国・機関(ASEAN事務局含む)より、サイバーセキュリティのプロフェッショナル11名が集結。帰国後7ヵ月ぶりとなるオンラインでの再会となり、皆笑顔で互いの様子を楽しそうに話し合っていました。

オンラインでも議論は熱く!

オンラインセミナーの様子

まず、ミャンマーとインドネシアの帰国研修員から帰国後のアクションプランの実施状況や足元の母国の現況・課題などを共有しました。Covid-19パンデミック下で、New Normalによる働き方の変化や、本年3月以降にサイバーアタックが急増し新たな脅威と対峙している現況等について報告されると、国を問わず多くの参加者が頷く場面もありました。
また、日本からの情報提供として、オリンピック延期に伴うサイバーセキュリティ対策の変化およびCovid-19がもたらすサイバーセキュリティへの影響について、官民のキーパーソンから事例共有。Covid-19という人類共通の課題に、サイバーセキュリティがどう対応すべきか……。 日本と途上国双方に学びの多い、文字通り「知識共創」の機会となりました。

今後の事業オンライン化の可能性にも手応え

セミナー終了後には、参加した帰国研修員より、「本セミナーで多くの学びがあった、次回も参加してみたい」との声が多く聞かれ、研修事業のオンライン化に向けた新たな可能性と手応えを感じることができました!
今後様々なデジタルテクノロジーを用いて、研修事業をどう進化させられるのか……。 今後さらに模索を続けていきたいと思います。