【JICA海外協力隊がホンジュラス共和国の東京オリンピックホストタウン・群馬県片品村で出前講座を行いました】

10月29日にホンジュラス共和国の東京オリンピック・パラリンピックホストタウンである群馬県片品村にてホンジュラスの協力隊経験者1名と現在一時帰国中の待機中隊員2名が中学生91名を対象に出前講座を行いました。

2020年11月5日

ホンジュラス共和国と片品村のつながり

片品村道の駅内で販売中のホンジュラス産コーヒー

群馬県片品村は来年2021年に延期となった東京オリンピック・パラリンピックのホンジュラス共和国ホストタウンとして、道の駅「尾瀬かたしな」でのホンジュラス写真展や、ホンジュラスコーヒーの販売などホンジュラスの様々な魅力を村内で発信しています。

中学生たちによる事前学習

片品中学校生徒によるホンジュラスの学習発表

生徒作成のホンジュラス学習ポスター

 そんな片品村にある片品中学校で、10月29日にホンジュラスに派遣されていたJICA海外協力隊3名を講師に招いた国際理解出前講座が行われました。
 前半は、中学生達が事前に調べた「ホンジュラス」・「ホストタウン」・「JICA海外協力隊」に関する学習発表が行われました。ホンジュラスの基本情報からホストタウン事業としての片品村との繋がり、JICA海外協力隊の事業概要について詳細に発表いただき、生徒の皆さんが事前に幅広く調べていた様子を伺うことができました。

JICA海外協力隊3名による出前講座

岸隊員による講座の様子

 学習発表の後に各学年に分かれて協力隊講師3名による出前講座が行われました。講師には今年1月までホンジュラスに派遣されていた佐谷孝行さん(2017年度3次隊、職種:感染症・エイズ対策)、また新型コロナウイルス感染症拡大の影響で現在日本に一時帰国中の八田裕司隊員(2018年度4次隊・職種:環境教育)、岸佑太隊員(2019年度1次隊・職種:体育)の3名が集まりました。ホンジュラスの生活や文化に関する紹介から発展途上国ならではのハプニング、それぞれの配属先での活動について等を聞いて生徒たちも興味津々で、講座終了後もたくさんの質問が飛び交いました。
 片品村の子ども達がホストタウンであるホンジュラス共和国について深く学ぶ貴重な時間となりました。

八田隊員による講座の様子

報告者(市民参加協力第一課 栗崎・佐谷)