【JICA海外協力隊が東京都庁に帰国後表敬訪問を行いました】

10月30日に今年1月から10月の間に任期満了を迎えたJICA海外協力隊4名が東京都庁に帰国後表敬訪問を行いました。 JICA東京からは田中泉所長が同行し、ご挨拶をしました。

2020年11月6日

帰国隊員4名による東京都外務長への表敬訪問

集合写真
下段右から松下外務担当部長、一方井外務長、JICA東京・田中所長、佐谷孝行さん
上段右から冨永事業課長、高田裕行さん、小泉友紀さん、細川敦子さん

通常は派遣前に行っている東京都庁への表敬訪問ですが、今回は初めて任国での活動を終えて帰国した隊員による帰国後表敬訪問を行いました。

新型コロナウイルス感染症予防の観点から対象となる全帰国隊員による表敬が難しいため、代表として以下4名の方が東京都庁に表敬しました。

佐谷孝行さん(2017年度3次隊、ホンジュラス派遣、職種:感染症・エイズ対策)
高田裕行さん(2018年度1次隊【現職教員特別参加制度派遣】、ベナン派遣、職種:小学校教育)
小泉友紀さん(2018年度2次隊、ベトナム派遣、職種:マーケティング)
細川敦子さん(2018年度2次隊、パラオ派遣、職種:栄養士)

隊員それぞれが体験した現地の実情を共有

細川さんによるパラオでの活動発表の様子

 4名の隊員は、写真パネルを使ってそれぞれが現地で体験した発展途上国ならではの生活事情から、現地の人々の様子、活動での課題や成果等について発表を行いました。
佐谷さんは保健教育のないホンジュラスでの啓発活動の難しさについて、高田さんはアフリカと日本の教育の違いについて、細川さんはパラオの食文化について、小泉さんからはベトナム社会での流通経路、市場調査の仕組みについてそれぞれ報告をしました。

一方井外務長との懇談

一方井外務長及び都庁職員の方々との懇談の様子

一方井外務長及び都庁職員の方々との懇談の場では、各国における女性の社会進出事情や、日本に帰国して感じた逆カルチャーショックについてなど幅広く意見交換を行いました。
 一方井外務長からは、「任国での学びや経験を忘れずにこれからも生き生きとがんばってください」というねぎらいと激励のお言葉をいただきました。