青年海外協力隊を題材とした映画『クロスロード』が11月28日公開

2015年11月2日

青年海外協力隊は、ODAの一環としてJICAが実施するボランティア事業だ。1965年、ラオスへの5人の隊員派遣により開始以来、今年で創設50周年を迎える。その記念事業として製作された『クロスロード』が、11月28日(土)から全国で公開される。

©2015「クロスロード」製作委員会

青年海外協力隊経験者を中心に組織されている青年海外協力協会(JOCA)が、事業創設50周年を記念して、映画製作を企画。2013年にシナリオを募集し、2014年1月に大賞を発表。タイトルも公募を含め、「クロスロード」に決定した。

製作陣は協力隊経験者がタッグを組んだ。エグゼクティブ・プロデューサーの吉岡逸夫氏(1972年、エチオピアに映像分野の隊員として派遣)をはじめ、監督には『マリリンに逢いたい』『秋桜』のすずきじゅんいち氏(1985年・モロッコ・映像)が起用され、シナリオコンテスト大賞作品を基に、『闇金ウシジマくん』『映画 ひみつのアッコちゃん』の福間正浩氏(1990年・セネガル・視聴覚教育)が脚本・脚本監修を務め、リアリティーあふれる隊員たちの姿を映し出した。

フィリピンに派遣される3人の協力隊員、ボランティア活動に懐疑心を抱く隊員・沢田樹をEXILEの黒木啓司さん、善意の塊のような羽村和也隊員を渡辺大さん、対立する二人の仲を取り持つ野村志穂隊員を人気ファッションモデルのTAOさんが演じる。そして訓練所の名物所長役として長塚京三さんが出演。フィリピン・ルソン島北部のバギオと世界遺産の棚田の村・マヨヤオを舞台に、隊員たちが現地の人や仲間との交流を通して成長していく模様が描かれる。

映画公開に先がけて、羽村隊員のモデルとなった元協力隊員渡辺樹里さんが、フィリピンでドジョウを養殖し地域活性化に挑んだ経験を語るセミナーが、11月6日(金)18時30分からJICA市ヶ谷ビル(東京都新宿区)で開催される。