秋篠宮同妃両殿下、眞子内親王殿下並びに佳子内親王殿下がJICA専門家にご接見

2017年4月4日

ご接見を賜った4人の専門家(左から大槻さん、シャーさん、田中さん、薮田さん

アフリカ、中東、アジアで活動したJICA専門家4人が、3月24日、東京・元赤坂の秋篠宮邸で、秋篠宮同妃両殿下、眞子内親王殿下並びに佳子内親王殿下にお目にかかり、それぞれの活動を報告しました。

帰国した専門家は、2004年3月から、4〜5人ずつ秋篠宮同妃両殿下にご接見を賜っています。14回目となる今回、ご接見を賜ったのは、薮田仁一郎さん(愛知県出身)、田中由美子さん(神奈川県出身)、シャー佐知子さん(佐賀県出身)、大槻和弘さん(東京都出身)の4人です。

エチオピアの地方分権、メコン川流域の人身取引対策に貢献

郡開発計画作成の実地研修の様子

薮田さん(一般財団法人国際開発センター顧問)は、2011年1月から2013年9月にかけて、エチオピアのオロミア州で、地方分権政策に応じた計画・予算策定支援のプロジェクト総括を担当。財源が有効活用されるためのガイドラインを州政府と共に作成し、行政能力の強化を図りました。

ミャンマーのNGOと協議を行う田中専門員(写真右手前から3人目)

田中さん(JICA国際協力専門員)は、2009年11月から現在まで、タイ・ミャンマー・ベトナムで実施している「人身取引対策支援」の総括として、特に、被害者の多くを占める女性の保護・自立に尽力しました。また、現在JICAが実施しているジェンダー関連のあらゆる支援についても、その中心となり推進してきました。

エジプトの第三国研修、ラオスの灌漑農業振興をサポート

稲作技術の第三国研修にて(左端がシャーさん)

シャーさんは、2010年7月から2017年1月まで、企画調査員として、エジプトがアフリカ諸国向けに実施する第三国研修の案件形成や運営管理を行い、「アフリカ地域連携協力」の推進に貢献しました。また、同国の教育分野への支援として、日本の「特別活動」などを中心に日本式教育を紹介するなど、3件の技術協力プロジェクトの案件形成を行いました。

みんなでつくった水路を協力して維持管理!

大槻さん(JICA農村開発部特別嘱託)は、2012年11月から2015年11月まで、ラオス南部のサバナケット県で、「参加型灌漑農業振興プロジェクト」に参加。業務調整・研修計画を担当しました。農林局職員と、地域の農家組織による主体的な灌漑施設の維持・管理を支援。「水」の適切な活用で、コメや園芸作物の生産性向上を実現しました。

国際協力への深い理解が励みに

4人はご接見を振り返り、秋篠宮同妃両殿下、眞子内親王殿下並びに佳子内親王殿下が和やかな雰囲気で迎えてくださり、それぞれの活動について強い関心を持って聞いてくださったと語りました。また、「文化的な配慮や工夫などに関心を持たれ、具体的な質問も多かった」、「第三国研修についての知識の広さに感激した」、「後継プロジェクトの励みになった」などと述べました。