グローバルフェスタJAPAN2017閉幕−見つけよう、わたしたちにできること

2017年10月4日

ファンファーレに合わせて開会を宣言する共催者やボランティアたち

国内最大級の国際協力イベント「グローバルフェスタJAPAN2017」(主催=同実行委員会、共催=外務省・JICA・国際協力NGOセンター)が9月30日と10月1日の2日間、東京都江東区のお台場センタープロムナードで開催されました。外務省やJICA、NGO、国際機関、各国大使館、企業など270団体が出展し、多くの人でにぎわいました。

今年のテーマは「Find your piece!〜見つけよう、わたしたちにできること〜」。17の持続可能な開発目標(SDGs)に向かって、自分ができる「何か」を見つけようという思いが込められています。

人間や地球に優しいファッションでSDGsを達成する

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エシカルで、クリエイティブなファッションが次々と登場

1日目、メインステージで行われた「フェアトレード&エシカル・ファッションショー」。天然素材で染められたピンクのキャミソールワンピース、オーガニックコットンのウェディングドレスなど、クリエイティブなファッションに身を包んだモデルが次々に登場しました。「エシカル」とは環境や動物、人に配慮されたものづくりを指し、SDGsの17の目標のうちの12番目、「つくる責任 つかう責任」につながります。エシカル・プロデューサーで、JICA中部オフィシャルサポーターの原田さとみさんは、適切な労働環境のもと天然素材を使ったり、伝統を取り入れたりしたファッションを多くの人に知ってもらいたいと訴えました。

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スタイリッシュなダンスやウェディングドレスも

【画像】途上国での服作りの課題やエシカルファッションについては、来年1月12日までJICA地球ひろばで開催中の企画展示「『衣』を通じて見る世界−ファッションをミライのアクションに」でも詳しく紹介されています。

「サッカーボール1つで理解し合える」と佐々木元監督

「なんとかしなきゃ!プロジェクト」サポーターで、9月にブラジルを視察した元サッカー日本女子代表「なでしこジャパン」監督の佐々木則夫さんが、JICAオフィシャルサポーターの北澤豪さんと共に2日目のメインステージ「ブラジルで見た国際協力」に登場しました。

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ブラジルでの経験やスポーツの役割について話し合う佐々木さん(中央)と北澤さん(右)

佐々木さんは、日本の交番制度が導入された貧困地域で、子どもたちのサッカー教室にも参加。「ボール1つで、関わる楽しさをお互いに共有できる」と話し、スポーツを通じた国際協力について、北澤さんと話し合いました。

佐々木さんのブラジル視察レポートは、10月13日より「なんとかしなきゃ!プロジェクト」ウェブサイトで公開予定です。

国際協力の広がりを感じ、自分で考える

緊急援助隊救助チームのメンバーと救助犬。訓練の様子も再現した

「一刻も早く、一人でも多く〜国際緊急援助隊30年の歩みと思い〜」では、9月のメキシコ地震でも活躍した国際緊急援助隊・救助チームの災害救助犬も登場し、訓練を再現しました。また、医療チームの一員としてネパール地震などで活動した看護師の高村ゆ希さんは国際緊急援助隊の活動について「自分がふだんやっていることを生かす枠組み」と話しました。

「SDGsで新しいパートナーシップを」では、高校生や若手社会人もステージへ。「森から世界を変えるソーシャルビジネスアワード」に選ばれ、インドネシアを視察した2組のチームは構想した事業を紹介し、IT(情報技術)で環境問題を解決したいと意気込みを語りました。

それぞれが大切なゴールについて考えた「SDGs作戦」

2日目最後のワークショップ「今日からはじめるSDGs作戦」では、インドネシアと日本それぞれについて、ゴールの優先順位を考え、状況は異なっていても共に取り組むべき課題があることを確認しました。最後に、一人一人が17のゴールの中から自分が取り組みたいゴールを選び、「My SDGs宣言!」をして、2日間のイベントを締めくくりました。