皇太子殿下が日本で研修中の研修員9人にご接見

2017年12月1日

ご挨拶される松尾恵美子人事院事務総局総括審議官

課題別研修「上級国家行政」の研修員9人が、2017年10月19日、皇太子殿下にご接見を賜りました。

課題別研修「上級国家行政」は1985年度に開始され、今年で32年目を迎えます。開発発途上国の中央政府において政策決定に関与する幹部行政官を対象としており、研修修了者は、帰国後に各省庁の要職に就くことも多く、各国の公務員制度の発展、また日本との懸け橋となる人材ネットワーク作りに貢献しています。

今年度の研修では関連する講義に加えて、人事院、葛飾区役所の視察や、研修旅行として人と防災未来センター等の見学を行いました。講義のみではなく、視察や研修員間での討議を通して、日本の経験や他の国の状況等から多くを学びました。

【画像】

前列左よりラオス、ボツワナ、マラウイ、スリランカ、後列左よりパプアニューギニア、マリ、バングラデシュ、アフガニスタン、ギニアから受け入れた計9人の研修員

ご接見では、人事院松尾恵美子総括審議官のごあいさつに続き、皇太子殿下が研修員一人ひとりにご質問をされ、研修員の出身国や日本での研修の様子など、さまざまな話題に花が咲きました。

研修員の感想

皇太子殿下と歓談する研修員

【スリランカ行政・管理省 開発行政研究所次長 クマール・ジャナセカラさん】

皇太子殿下にお会いする貴重な機会をいただいたことは大変な名誉なことと感謝しております。世界各国から参加した研修員とともに、心に残るすばらしい経験となりました。皇太子殿下は私たちの母国について豊富な知識をお持ちで、日本のことやそれぞれの母国についてさまざまな話をすることができました。スリランカ中部の都市キャンディにある「ダラダー・マーリガーワ寺院(注)」のこともご存知で、話に耳を傾けてくださいました。皇太子殿下の豊かな知識と温かいお人柄に心から感動いたしました。

(注)仏陀の歯が納められているとされる寺院

【アフガニスタン経済省 労働政策・人材開発課長 ムハマド・オマール・アリヤンさん】

私たち上級国家行政の研修員は、皇太子殿下にお会いするという大変貴重な経験をいたしました。皇太子殿下の高貴である中にも温かさを感じさせるお人柄に感銘を受けました。日本は道徳と作法が重んじられる国だと感じました。そして、人々は社会的な地位等に関わらず、友好的で他の人を敬う心を持っていることを知りました。皇太子殿下の温かいおもてなしは、まさにこのような日本の文化を象徴されていると感じました。本当にありがとうございました。