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JICA国際協力中学生・高校生エッセイコンテスト2017表彰式:「世界の人々と共に生きるために -私たちの考えること、出来ること-」

2018年3月2日

課題解決のためには「まず知ること、そしてさまざまな角度から原因を考え、行動すること」と話す越川JICA副理事長)

JICAは、次世代を担う中学生・高校生を対象に、国際社会の中で自分たちがどのように行動すべきか考えることを目的としたエッセイコンテストを毎年実施しています。2017年度のテーマは、「世界の人々と共に生きるために -私たちの考えること、出来ること-」。全国から、中学生の部には3万8,459点、高校生の部には過去最多となる3万1,685点の作品が寄せられました。2月24日にJICA地球ひろば(東京都新宿区)で開催された表彰式には、上位入賞者40人のうち37人が参加しました。

援助されている側から学ぶこともある

ルワンダと日本の女性議員の数を比較し「日本もルワンダに学ぶことがある」と小山さん

受賞者を代表し、中学生の部でJICA理事長賞を受賞した小山桃子さん(岩手県・一関市立磐井中学校1年)と、高校生の部で外務大臣賞を受賞した川口博也さん(神奈川県・慶應義塾高等学校3年)が、受賞の言葉を述べました。

小山さんは、援助を受けているルワンダが、女性議員の数では日本よりも進んでいることを知り、感じたことをエッセイにまとめました。「援助する側も、援助されている側から学ぶ姿勢を持ち続けることが必要。日本もルワンダのように女性議員の数が増え、女性に優しい社会になってほしい」と述べました。

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「文章を書くのは難しかったが、自分の思いが伝わったのであればうれしい」と川口さん

川口さんは、難民支援センターでのボランティア活動で得た気づきや夢をつづったエッセイを「自分の決意表明」と表現。「一人でできることは小さいかもしれないが、仲間がいたので行動することができた」とし、今回の副賞の海外研修の後には「難民や第三世界、そして日本に貢献できるようになりたい」と語りました。

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よりよい世界を築くための最初の一歩に

高校生の部の審査員長の星野知子さん(左)と中学生の部の審査員長の尾木直樹さん(右)

主催者であるJICAの越川和彦副理事長は、「持続可能な社会の在り方、平和の重要性を訴える作品が多かった」と今年度の応募作品の傾向を説明し、「よりよい世界を築くためには最初の一歩が重要。皆さんは最初の一歩を踏み出した」と参加者のこれからの活躍に期待を寄せました。

中学生の部の審査員長を務めた教育評論家・法政大学特任教授の尾木直樹さんは、応募作品が自らの体験を出発点に世界を考えていることについて、「グローバルな視点と感受性に無限の可能性を感じた」と講評。また、高校生の部の審査員長を務めた女優・エッセイストの星野知子さんは、海外での経験から日本の社会問題に目を向けた作品が増えていることに触れ、「広い視野と、自分たちができることをやるという行動力に感心させられた」と述べました。

名誉審査員長の小山内美江子さん

また、名誉審査員長で、脚本家の小山内美江子さんは、家族とともに会場にやって来た参加者の姿に「ご家族が喜び、期待している様子を見ることができてうれしい」と述べました。

最優秀賞、優秀賞、審査員特別賞の受賞者には、副賞として約1週間の海外研修が贈られます。参加者は夏休み期間に、青年海外協力隊の活動現場やプロジェクトサイトを訪問し、開発途上国の暮らしや国際協力の現場を視察する予定です。