各国で活動の50人が出席:帰国したJICAボランティアへの外務大臣感謝状授与式

2018年4月11日

3月28日、JICA市ヶ谷ビル(東京都新宿区)で外務大臣感謝状授与式(外務省主催)が開催され、2年間の活動を終えて帰国したJICAボランティア50人が出席しました。授与式には来賓として、JICAボランティア事業を応援する国会議員や、現職参加(注1)の帰国隊員の所属先代表者も参加されました。

「異なる文化・習慣の中で得た貴重な経験を糧に」

堀井巌外務大臣政務官

JICAボランティアは発足以来、青年海外協力隊が90ヵ国に延べ43,656人、シニア海外ボランティアは75ヵ国に延べ6,327人、日系社会青年ボランティアが9ヵ国に延べ1,417人、日系社会シニア・ボランティアが10ヵ国に延べ517人派遣されています(注2)。現在も約2,300人が77ヵ国で活動しています。

授与式で、堀井巌外務大臣政務官は「JICAボランティアとして日本とは異なる文化、習慣の中で得た貴重な経験を糧として、今後様々な分野で一層活動できることを確信している」と、帰国したボランティアたちに力強いエールを送りました。

前向きに取り組んだ2年間の活動

活動を振り返る鈴木さん

出席した帰国ボランティアを代表して、ケニアで感染症・エイズ対策に取り組んだ鈴木佳奈さん(神奈川県出身)が「“向き不向きより前向き”をモットーに、アプローチ方法を工夫して小さな村の病院や地域でエイズ・感染症の予防啓発を行った」と活動を振り返りました。

懇談会でも続々と激励のメッセージ

授与式に続いて行われた懇談会には、来賓として、11人の国会議員が出席されました。国会議員のみなさんからは「素晴らしい2年間の経験をこれからの人生に生かしてほしい」「異なった文化で活動した経験を今後も周りの人に伝えてほしい」との期待や、「現地コミュニティに入って、現地の人との信頼関係を築き人々のために活動するJICAボランティアは現地の人から高く評価されている」との評価の言葉が相次ぎました。

続いて、北岡伸一JICA理事長が「ボランティアの中には本当に自分が必要か悩んだ方もいると思う。しかしJICAボランティアの頑張りは必ず役に立っている」と帰国ボランティアを激励しました。

【画像】

懇談会の様子

現職参加隊員の所属先企業もこれからの挑戦に期待

挨拶を述べる岩崎氏

現職参加で青年海外協力隊としてトンガに珠算隊員として派遣された一瀬奈瑠さん(東京都出身)が所属する株式会社中外の臨床研究センター開発第二部グループマネージャーの岩崎和教氏が「この2年で学んできたこと、経験をこれからのチャレンジに生かしてほしい」と期待を述べました。

体験を取り入れた活動を実施

活動報告を行う浜田さん

青年海外協力隊としてマレーシアで活動した浜田晃さん(環境教育・広島県出身)が活動を報告。「着任当初は現地なまりのマレー語に苦戦、成果を出すことに対して焦りもあったが、同僚と良い関係を築き、“体験型・楽しく学び、興味を持つ”をテーマに活動を行った」と説明しました。

現地の人が興味がある料理をレシピ本に

活動報告を行う勝俣さん

続いて、モンゴルで料理を指導した勝俣夏姫さん(新潟県出身)が報告。「モンゴル人に日本の料理を押し付けるのではなく、彼らが興味のある料理をレシピ本にまとめた」と成果を発表しました。

【来賓国会議員】
逢沢一郎衆議院議員、三原朝彦衆議院議員(JICA議連幹事長)、谷公一衆議院議員(JICA議連)、伊藤信太郎衆議院議員、城内実衆議院議員(JICA議連)、平口洋衆議院議員(JICA議連)、薗浦健太郎衆議院議員(JICA議連)、谷合正明参議院議員(JICA議連)、山田俊男参議院議員、岩井茂樹参議院議員、山川百合子衆議院議員

(注2)2018年2月28日現在。