帰国ボランティア・派遣前ボランティアを激励:河野外務大臣主催のJICAボランティアとの懇談会

2018年7月19日

7月3日、外務省飯倉公館(東京都港区)で河野太郎外務大臣主催のJICAボランティアとの懇談会が初めて開催され、2年間の活動を終えて帰国したボランティアや派遣予定のボランティア(注1)など141人、JICAボランティア事業に参加した民間企業・団体関係者など7人が出席しました。懇談会には、JICAボランティア事業を応援する国会議員、現職参加(注2)の帰国ボランティアの所属先代表者も参加されました。

多くの国から感謝されるJICAボランティアを評価

河野太郎外務大臣

河野外務大臣は冒頭のあいさつで、「途上国を訪問する度に、首相や大臣などからJICAボランティアに対する高い評価と感謝が伝えられる。『日本の顔』として活動し、日本とそれぞれの国との信頼関係の強化に大きな役割を果たしていることは、日本外交への大きな貢献である」と、ボランティアたちの活動をたたえました。

途上国の最前線で活動する「日本の代表」に期待

北岡伸一JICA理事長

北岡伸一JICA理事長は「JICAボランティアは途上国の最前線で、日本を代表する存在となっている」としつつ、帰国後は途上国だけにとどまらず、震災復興や地域おこしなど日本各地で途上国での経験を生かして活動していることを紹介しました。

世界規模、そして草の根レベルの課題に気付かされた2年

懇談会には、最近帰国したボランティア67人、派遣予定のボランティア15人のほか、かつてJICAの現職教員特別参加制度や民間連携ボランティア制度などで活動した人、帰国後もボランティア向け進路開拓セミナーの講師を務めている人なども出席しました。

活動を振り返る若尾健太郎さん

2004年から2年間、グアテマラに村落開発普及員(現:コミュニティ開発)として活動した若尾健太郎さんが、JICAボランティアを代表してあいさつ。ボランティアを通して得た経験が現在につながっていると振り返り、「ボランティア事業は多様な人材を輩出しており、今後もこの事業を通じて、より多くの方が世界、日本で活躍することを期待する」と述べました。

参加した国会議員や所属先の方々からは、帰国ボランティアには大きな期待が、これから派遣されるボランティアには熱いエールが送られました。50年以上にわたり多くの方々に支えられているJICAボランティア事業。現在も2,295人が78ヵ国で活動しています(2018年7月3日現在)。JICAは今後も草の根レベルで、開発途上国の人づくりや国づくりに取り組んでいきます。

(注1)これまでに青年海外協力隊は89ヵ国に延べ43,766人、シニア海外ボランティアは75ヵ国に延べ6,376人、日系社会青年ボランティアが9ヵ国に延べ1,417人、日系社会シニア・ボランティアが10ヵ国に延べ519人派遣されています(2018年5月31日現在)。

(注2)

【来賓国会議員】
船田元衆議院議員(JICA議連)、三原朝彦衆議院議員(JICA議連幹事長)、山本幸三衆議院議員(JICA議連)、松本剛明衆議院議員(JICA議連)、小渕優子衆議院議員(JICA議連事務局長)、中山泰秀衆議院議員(JICA議連)、平口洋衆議院議員(JICA議連)、小熊慎司衆議院議員(JICA議連)、山田俊男参議院議員