JICAの事業に協力する里山エネルギー(株)、足利工業大学が佐野市の方々へ事業報告

2017年8月16日

マダガスカルでの基礎調査の活動報告を発表する上岡社長

足利工業大学におけるABEイニシアティブの活動内容

7月5日、栃木県佐野市役所において、JICA事業に関わっていただいている里山エネルギー株式会社(栃木県佐野市 代表取締役 上岡 裕様)と足利工業大学が、地元企業と市民の方に対して事業報告をされました。
里山エネルギー(株)は、栃木県で初となるJICA「中小企業海外展開支援事業〜基礎調査〜」の採択を受け、マダガスカルでの「ハイブリッド型ロケットクッキングストーブとエコ燃料の製造販売事業基礎調査」を実施し、マダガスカルの現状や現地での活動内容、今後の事業プランなどを報告しました。
この報告は、6月19日に佐野市長に報告したものをさらに膨らませたもので、地元企業の方や、市民の方からは、「今後の展望はどのようにお考えか」、「現地で苦労された点は何か」といった質問が出て、大変興味深く聞いていただいたようでした。
 足利工業大学は、ケニア国「再生可能エネルギーによる地方電化推進のための人材育成プロジェクト(2011年8月〜2017年5月)」へ教員数名を専門家として派遣いただいています。技術指導や学生間の交流などを通じ、現地のジョモ・ケニヤッタ農工大学(ジョモ大)の工業分野の発展に大きく貢献されました。定期的に研究結果を学会等で共同発表するなど、ジョモ大への技術指導と人材育成にとても尽力されている様子が、発表を通じて伝わってきました。
 また、同学には、JICAの留学生事業の大きな柱でもある、「アフリカの若者のための産業人材育成イニシアティブ(African Business Education Initiative for Youth:ABEイニシアティブ)」にも協力いただいています。このプログラムは、5年間で1000人のアフリカの若者に対し、日本の大学や大学院での教育に加え、日本企業でのインターンシップの機会を提供するものあり、同学での留学生受入に関する活動内容や今後のABEイニシアティブプログラムを通じた留学生の受け入れ予定について、ご紹介いただきました。
なお、同学はこのABEイニシアティブ等、国際的な取り組みが評価され、日本語教育振興協会より、多くの日本留学を志す外国人留学生の環境整備に貢献することを目的に創設された「日本留学アワーズ」の理工学部門大賞を受賞されています。

JICA筑波では、ODAを活用した中小企業海外展開支援事業、および留学生事業等をさらに進め、地元企業・大学と途上国の橋渡しとなれるよう活動してまいります。