JICAボランティア活動報告: 茨城県東茨城郡茨城町出身 斉藤崇史NJV

2017年11月2日

田植えの授業

【活動報告】 
茨城県東茨城郡茨城町出身 斉藤崇史NJV
2016年度1次隊 日系社会青年ボランティア
派遣期間:2016年6月〜
派遣国:ドミニカ共和国  職種:日本語教師

【1】自己紹介 

茨城町出身の斉藤崇史と申します。
2016年の6月末からドミニカ共和国という、キューバやプエルトリコ、ハイチの近くにある国で活動しています。
JICAボランティアに応募したきっかけは、大学の教授に勧められたからです。

【2】任国,任地の様子について   

ドミニカ共和国は常夏の気候で、基本的に一年中日中は半袖で生活することができます。
食事は、たくさん汗を流す国に合わせて味付けが濃いものになっています。主にお米ですが、基本的に何でもそろっているので、パンやパスタなどもよくドミニカのみなさんはよく食べています。
飲み物はビールやラム酒をのみますが、それ以上に水やコーラなどを飲んでいる人も良く見かけます。
街では、靴磨きの少年がたくさん朝から一生懸命働いています。また、車もたくさん走っており、日本車が左ハンドルに付け替えられて走っています。
国民性としては、一概にドミニカ共和国人として括ることできませんが、とても明るい人柄の方が多い印象です。
相乗りバスに乗ると知らない人同士でよく話しているのを見かけます。断水や停電も日本よりは多いです。

【3】活動について

卒業生から在校生へ太鼓のエール

ドミニカ共和国に住んでいる日系子弟に、日本語を通してさまざまなことを教えています。こどもたちは、日本と同じようにとても元気で素直です。日本の文化に興味を持っている子や、日本へ行くことを夢見ている子がたくさんいます。
行事もたくさんあり、盆踊り大会やお話大会(スピーチコンテストのようなもの)、運動会などの運営をお手伝いさせていただいています。
父兄の方たちもとても明るくそして優しいです。いつも学校に行くと私が元気をもらっています。
また、日系の一世の方から聞くお話はどれも大変興味深く、いつも勉強になるものばかりです。そんな一世の方にお願いして、一世の方の想いを、「日本文化教育」を通して、二世と三世に伝えるという目的で田植えの課外授業をおこないましたが、とても好評で、たくさんの方によろこんでいただけました。

【4】これまでの生活,活動の中で印象に残っていること 

海外経験がまったくなかったので、トイレットペーパーをトイレに流せないということを知りませんでした。流せる国の方が少なく、メキシコやボリビアに行った時も同様に流せなかったことには驚きました。また、いまだに解決していない謎なんですが、トイレに行くと便座がないトイレをよく見かけますが、なんの目的で便座をつけないのか、よくわかっていません。
また、ドミニカ共和国は一年を通して暑い気候というのは先ほども書きましたが、四季がないと一年がのっぺりと長くなったように感じます。レヴィ・ストロースか内田樹か、だれが言っていたか忘れてしまいましたが、人間は無であること(混沌としたカオスな状態)が最も耐えられない事象である、時間という概念を作ったのも、「意味」を生み出すためであり、それが葬式や祭りの起源であると言っていたような、言ってなかったような。そのようなことを思い出しました。
季節があれば一年に起伏ができますが、季節がないとまさにそのようなカオスな状態に近く、いつが始まりでいつが終わりかもわからないという感覚に陥ります。これは日本では体験できない、貴重な体験であると感じました。

【5】今後の抱負,皆さんへメッセージ   

まだまだ経験不足だと感じることがよくあるので、もっとたくさん日本語について勉強し、経験も積んで、子どもたちに楽しいと思ってもらえるような授業づくりができるようにこれからも頑張ります。

JICAボランティア    

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