【報告】施設訪問~茨城キリスト教学園高校1年生~

2019年4月18日

報告【施設訪問】
日時:2019年4月16日(火)10:00~11:50
団体名:茨城キリスト教学園高校 (茨城県)
プログラム内容:(1)JICA概要説明 (2)JICA海外協力隊体験談 (3)施設見学 
茨城県の茨城キリスト教学園高校から33名の高校1年生が訪問してくれました。

【JICA概要説明】

真剣なまなざしで(茨城キリスト)

「あなたは何か国知っている?」という質問からスタートしました。
ホワイトボードに意見を書いたり,発表したりしながら,世界の国について学んでいきました。開発途上国の現状を学び,子供が学校に行けない理由を皆で考えました。「みんなはなぜ学校に行っているの?」という質問には,「社会で生きていくため」という発表がありました。さすが高校1年生です。それぞれに学ぶ目的をもって,高校に入学したという意欲を感じました。また,JICAの事業や,開発途上国支援の方法,「国際協力がなぜ必要なのか」についても学び,考えてもらいました。

【JICA海外協力隊体験談】

グループワーク

今回はキルギスに派遣された椎名麻衣さんの話です。
キルギス語で始まった自己紹介に,生徒の皆さんはびっくりした様子でした。キルギスでの生活や文化についてクイズが出題されると,どんどん手が挙がり,積極的に意見が出ました。「なぜJICA海外協力隊に参加したのか」という椎名さんの体験談は,将来を考える上で参考になったのではないでしょうか。話の後には,生徒の皆さんからたくさん質問を頂きました。開発途上国の生活や文化,JICA海外協力隊での活動について,興味をもつきっかけになったのであれば嬉しいことです。

【施設見学】

研修員と英語で交流

展示コーナー,民族衣装コーナー,そして農業研修施設を見学しました。JICA筑波では,「アフリカの絵本展」を開催中です。展示コーナーには,アフリカの生活や文化に関するもの,SDGsに関するものが展示してあります。生徒の皆さんも,写真や絵本,展示物を見ながら,世界の姿について学んでいました。民族衣装コーナーでは,さまざまな国の民族衣装や帽子を試着しました。鏡を見ながら試着し,帽子と衣装の組み合わせを楽しんでいました。農業研修施設では,研修員が活動している様子も見学しました。英語を使ってコミュニケーションする生徒さんもいて,素晴らしかったです。

茨城キリスト教学園高校の1年生のみなさん,JICA筑波への訪問ありがとうございました!
積極的に意見交換している姿が素敵でした!これからの活躍を楽しみにしています。

(教員インターン 柴沼 あゆみ)