【報告】施設訪問~水戸第一高校1年生~

2019年8月28日

報告【施設訪問】

農機具コーナー見学

日時:2019年8月16日(金)10:00~15:00
団体名:茨城県立水戸第一高等学校
プログラム内容:(1)施設見学(2)JICA概要説明(3)ワークショップ
        (4)ランチ交流 (5)JICA海外協力隊体験談
茨城県立水戸第一高校の1年生36名がJICA筑波に来てくれました!

【施設見学】
 台風の影響もあり、風の強い一日でしたが、外のほ場(注:農作物を育てる場所のこと)に見学に行きました。田んぼでは稲が見事に育っています。ほ場でネリカ米(注:New Rice for Africaのこと。たくさん収穫できるアジアの稲と病気や雑草に負けないアフリカの稲を交配させて開発された稲)が育っている場所を探してもらうと、皆さん興味津々、周囲を見渡して探していました。ネリカ米と日本のお米との違いを目で見て学んでいました。
農機具コーナーでは、研修員が作った農機具が展示されています。手で触れて、実際に機械を動かし、体験しながら学習していました。昔の日本でも使われていた機械の仕組みが現代の国際協力の現場で生かされていることに気づき、関心をもって見学していました。

【JICA研修員とのランチ交流】

アフリカのダンスを教わっています

ランチグループで写真撮影

この日のために日本語の勉強時間を増やし、交流を楽しみにしてきたJICA研修員が、日本語で自己紹介をすると、生徒の皆さんが笑顔と拍手で温かく迎えてくれました。交流が始まると、生徒の皆さんが持ち前のコミュニケーション力を発揮し、積極的に質問して会話が弾みました。研修員がパソコンで母国の様子を紹介すると、皆で画像を覗き込んでいました。また、研修員がダンスを紹介し、踊り始めるグループもあり、大いに盛り上がりました。生徒の皆さんと過ごした時間は、研修員にとって日本での良い思い出になりました。ありがとうございました。

世界への興味・関心が高く、熱心にJICA職員の話を聞いていた生徒の皆さん、今回の施設訪問で、気づいたこと、感じたこと、疑問に思ったことをこれからの学習につなげてください。