【報告】出前講座~茨城県立竹園高等学校1年生~

2019年12月9日

報告【出前講座】

ワークショップ

日時:2019年11月27日(水)10:45~12:45
団体名:茨城県立竹園高等学校
プログラム内容:(1)JICA概要・SDGs概要 (2)ワークショップ
竹園高等学校では、「SDGs(Sustainable Development Goals; 持続可能な開発目標)」をテーマに探求の学習を進めています。その講座の導入として、JICA筑波が高校1年生を対象にSDGsの講義とワークショップを実施しました。

【JICA概要・SDGs概要】

【JICA概要・SDGs概要】

英語長文の授業を通して、すでにSDGsに触れているという竹園高等学校の生徒さんでしたが、もう一度、おさらいとして、SDGsの概要をお話しした後、SDGsの野心的なターゲットや「誰一人取り残さない」というキーワードについて説明しました。先進国である日本でもSDGs達成状況で見ると、世界第15位(2019年度)。2030年までに達成が難しいゴールがまだまだあります。スマートフォンやファーストファッション、コンビニなど普段から便利なものに囲まれて暮らしている現代の日本で、生徒たちの皆さんにこそSDGsのアンテナを身に着けて、身近にあるSDGsの課題に気付いてほしいと思います。そして、未来を担う世代として、よりよい未来のために日本の課題をしっかりと意識してもらえると嬉しいです。

【ワークショップ】

ワークショップ

ワークショップ

後半は、世界の子供たちを事例にして、ワークショップを行いました。外国の子供のストーリーでしたが、生徒の皆さんからたくさんの意見やアイディアが出て、想像力の豊かさに驚きました。また、今回、学んだ知識を最大限活用し、一つの事例や課題から予想される出来事やつながりを熱心に話し合っていました。生徒の皆さんが議論している様子を見ていると、近い将来、日本がよりSDGs達成に近づく方法やアイディアが若い皆さんからきっと出てくるだろうと確信しました。今回の学習を導入として、これからどんな素晴らしアイディアが出てくるのか、とても楽しみです。

竹園高等学校の皆さんが、今回の講義をきっかけに、世界をよりよくするために、考え、そして行動してくれることを期待しています。