【報告】研修員の学校訪問~下妻第一高等学校2年生~

2019年12月24日

報告【研修員の学校訪問】

日時:2019年12月16日(月)12:30~16:00
団体名:茨城県立下妻第一高等学校
プログラム内容:(1)研修員の母国紹介 (2)SDGsについてディスカッション (3)フリータイム
「洪水防災」コースの研修員11名と茨城県立下妻第一高等学校へ行ってまいりました。生徒さんと研修員がSDGs(持続可能な開発教育目標)について議論し、意見を交換しました。

【研修員の母国紹介】

研修員の母国紹介

笑顔で交流

到着後すぐに校長先生から歓迎の言葉を頂きました。また、生徒さんが筆で描いた日本の風景や龍のイラストをもらい、研修員がとても喜んでいました。その後、生徒さんの案内で教室に行き、グループに分かれて交流が始まりました。研修員がパソコンを使って母国の写真や動画を見せると、生徒さんが周りに集まり、熱心に話に耳を傾けていました。研修員の出身国は、ネパール、パキスタン、バングラデッシュ、ブラジル、ブータン、ミャンマーでした。生徒さんは事前に研修員の母国について調べていて、研修員の母国紹介によって、より詳しく文化や生活の様子を知ることができたようです。

【SDGsについてディスカッション】

SDGsについて真剣にディスカッション

生徒さんのイラストを手に記念写真

今回の交流学習を進めるために、生徒さんはSDGsについて事前に調べ、研修員への質問を考えてきていました。プラスチックごみ、気候変動などの環境問題や教育、貧困についてなどSDGsに関連する質問に、研修員は自分の意見や母国の状況を生徒さんに伝えました。研修員の母国と日本の異なる点や、生徒さんのさまざまな質問によって議論が発展していきました。世界の問題について考え、日本の生徒さんと意見を交換することは、研修員にとって刺激的だったようです。一生懸命話を聞く生徒さんの姿や真剣に考え、自分の意見を伝える研修員の表情が印象的でした。

先日、JICA職員が下妻市役所を訪れ、市役所職員向けにSDGs研修を行いました。今後も下妻市のパートナーシップが強化され、SDGs達成のための活動が盛り上がることを期待しています。







茨城県立下妻第一高等学校の皆さん、国境を越えた素敵なディスカッションをありがとうございました。