【JICAエッセイコンテスト2019】 栃木県初の文部科学大臣賞受賞!

2020年1月31日

【画像】JICAが毎年実施している「JICA国際協力中学生・高校生エッセイコンテスト」にて、2019年度最優秀賞となる「文部科学大臣賞」を矢板市立矢板中学校3年生の廣瀬 絢菜さんが栃木県で初めて受賞しました。

今回、筑波センター渡邉所長が学校に伺い、廣瀬さん及び学校関係者に受賞の報告及び記念品の授与を行いました。

リサイクルで国際支援を

【画像】今年度の募集テーマは「よりよい世界を目指して-私たちから始まる一歩-」。廣瀬さんは、「リサイクルで国際支援を」という題目で、廣瀬さんの呼びかけで学校中に広まった空き缶リサイクルの取り組みについて書いています。学校で集めた空き缶は4か月で1万個以上集まり、現在も回収を継続中。近く空き缶を換金し、ユニセフに寄付する予定とのことでした。

もともと国際協力に関する取り組みに関心があった廣瀬さんは、自分の考えを自分だけにとどめず、できることは何かないかと思ったそうです。そこでインターネットで検索しJICAエッセイコンテストを見つけ出したとのこと。一人から始まった想いのこもった行動が、生徒会、学校を動かし、学校全体に広がった取り組みとなりました。担任の先生からは廣瀬さんは控えめだが行動力があり、クラスが良くなるためには、と常に考えている芯の強い子だそうです。

世界が良くなるために・・・自分の身近なことから世界を動かしていく、まさにその行動を起こした廣瀬さん。
若者が世の中を動かし、変えていく!このエッセイコンテストを通して、栃木県の素敵な中学生に出会えました。これからの活躍を期待しています!