【報告】つくば市立春日学園義務教育学校に行ってきました!

つくば市立春日学園義務教育学校にJICAエッセイコンテストにて受賞者に表彰状授与、総務課長による国際協力出前講座を行いました。

2020年2月27日

JICAエッセイコンテスト2019 JICA筑波センター所長賞受賞

エッセイコンテストの表彰状をお渡ししました!

つくば市立春日学園義務教育学校7年生の山口千晶さんがJICA筑波センター所長賞を受賞され、表彰状を授与いたしました。

今年度の募集テーマは「よりよい世界を目指して-私たちから始まる一歩-」。山口さんは、「知らない国でも」という題目で、中米のエルサルバドルに住んでいた時に「知らない国を知らないままにするのは良くない」と思い、英語とスペイン語を一生懸命勉強して、少しずつ自分から現地の友達に話しかけて仲良くなり、お互いの国について伝えて楽しく過ごせたそうです。その後、日本に引っ越してきてから日本の友達にエルサルバドルについて説明しても話をしっかりと聞いてもらえないことに感じた思いや日本人と接していて思うことをエッセイに書いてくれました。「知らない国」の人がいても無視せずにその国のことを知りたい、という思いを綴ってくれた山口さん。きっとその思いは周りの友達に伝わると思います。

国際協力出前講座

6年生に国際協力出前講座を行いました。

クイズの答え、分かるかな?

SDGsについても勉強しました!

同じ日に国際協力出前講座で6年生の皆さんと「国際協力」について話し合いをしました。


「JICAに行ったことがある人?」「困っていることってどんなことだろう?」という様々なクイズを出し、6年生の皆さんは4人1グループに分かれて話しながら、手を挙げてもらったり、意見を言ってもらいました。様々な意見が出てきて、嬉しかったです。


JICAではどんなことをしているだろう?という説明では、私が実際に仕事をしたイラクのクルド自治区の紹介をしました。クルド自治区について初めて聞く子もたくさんいたかと思います。


最後にSDGs(Sustainable Development Goals; 持続可能な開発目標)を紹介しました。


目標2である「飢餓をゼロに」という動画を視聴し、日本の年間食料廃棄量が世界1年間の食料支援量の約2倍と聞いて、6年生の皆さんはびっくりしていました。今回のお話を通じて、世界がつながっていることや、様々なことが関連していることを感じてもらえればうれしいです。


6年生の皆さんがまずは日本や世界で何が起きているのだろう?と興味を持って、知って学び、そして感じたことや学んだことをもとに、積極的に行動してくれることを期待しています。


つくば市立春日学園義務教育学校の皆さん、ありがとうございました!