【JICAエッセイコンテスト2019】審査員特別賞受賞

2020年3月30日

エッセイコンテスト2019 審査員特別賞を受賞しました!

JICAが毎年実施している「JICA国際協力中学生・高校生エッセイコンテスト」は次の世代を担う中学生・高校生を対象に、開発途上国の現状や開発途上国と日本との関係について理解を深め、国際社会の中で日本、そして自分たち1人ひとりがどのように行動すべきかを考えることを目的として実施しています。2019年度中学生の部は24回、高校生の部は58回を数え、中学生の部27,320点、高校生の部28,141点、総数55,461点ものご応募をいただきました。

今回、中学生の部で上位入賞となる「審査員特別賞」をつくば市立手代木中学校3年生の今熊 樹さんが受賞し、先日JICA筑波センターにて表彰を行いました。

よりよい世界を目指して-私たちから始まる一歩-

渡邉所長と記念撮影

2019年度の募集テーマは「よりよい世界を目指して-私たちから始まる一歩-」。今熊さんのエッセイは、「頑張ろう!ジンウとともに」という題目です。今熊さんはつくば市国際交流協会主催の日韓青少年交流事業に参加し、2019年夏に韓国で出会った友人が来日する予定でした。ご家族で友人を迎える準備をしていましたが、日韓関係の影響で来日が延期となってしまいました。そのような状況の中で、お互いに手紙のやり取り等の交流を続けて感じた今熊さんの思いを書いた作品となっています。

ご家族でJICA筑波を訪問してくださいました。

今熊さんは学校の夏休みの課題の一つになっていたJICAエッセイコンテストに応募してくれました。2018年度のエッセイは、今熊さんが日韓青少年交流事業で韓国に行き、韓国の友人やその家族と交流し、その中で感じたことが題材となり、「国際協力特別賞」を受賞しました。今年の夏は、昨年来ることが出来なかった韓国の友人が来日するそうですが、今度こそ日本で様々な経験がお互いにできることを願っています。
今年の春に高校1年生になる今熊さんは「2020年度もエッセイコンテストに参加して、次こそは韓国の友人と日本で交流する話を書きたい」と話してくれました。次回作も楽しみにしています。



中学生、高校生の率直な思いが綴られたエッセイが毎年全国から集まります。
2020年度の募集テーマは「世界とつながる自分—私たちが考えること、できること—」です。
ぜひ次回のJICA国際協力中学生・高校生エッセイコンテストに参加してみませんか?