【国際協力出前講座】キャリアガイダンスで国際協力の魅力を伝える!~茨城県立土浦第二高等学校~

2020年10月26日

国際協力の仕事について熱く語る講師

10月16日(金)、茨城県立土浦第二高等学校において、高校一年生を対象としたキャリアガイダンスが実施されました。ガイダンスでは、 JICA筑波の職員が、講師の一人として計71名の生徒の皆さんに対し、国際協力の仕事について紹介しました。

講師は、「仕事紹介」、「進路紹介」、「国際的な仕事に必要なスキル紹介」の3つのテーマに沿って、話を展開していきました。
「仕事紹介」では、なぜ国際協力が必要なのか、日本が開発途上国を支援する意義について、生徒の皆さんに考えてもらいました。講師のセネガル出張時の体験談やJICAと民間企業の連携事例などを紹介し、国際協力の仕事やJICAの役割をイメージしてもらいました。

国際協力の仕事をするには

写真を使い、開発途上国の課題を考えてもらう様子

「進路紹介」では、講師自身の経歴や、自身が目指す進路のため、高校生の時に必死で勉強したことなどを紹介しました。さらに、国際協力の仕事につくまでの進路のモデルケースを複数紹介。様々なキャリア経験から国際協力の仕事に携われることを示しました。

「国際的な仕事に必要なスキル紹介」では、必要なスキル(語学、共感力、想像力、論理的思考力)を養うことをアドバイス。生徒の皆さんにとっては、今からでも取り組める、スキルを身に着けられることがわかり、勉強に対するモチベーションにもつながったのではないでしょうか。
最後に、講師から生徒の皆さんに向けて、得意分野を見つけること、積極的にチャレンジすることなどのエールを贈り、講座を締めくくりました。

未来を担う高校生の皆さんへ

この講義はキャリアをテーマにした内容でしたが、生徒の皆さんには、講師の話を通じ、日本と生活を取り巻く状況が違う開発途上国の課題、世界の国々と日本が相互に関わりあっていることについて、理解を深めていただけたようです。
土浦第二高等学校の生徒の皆さんが将来なりたい仕事を見つけ、今からスキルを磨いていくことを願っています。