【報告】スワヒリ語、民族衣装も体験!栃木県立栃木高等学校の皆さんのJICA筑波訪問

2020年11月24日

2020年11月11日(水)、栃木県立栃木高等学校の生徒の皆さん38名、引率の先生2名がJICA筑波をご訪問。JICAの事業概要・施設見学・青年海外協力隊の体験談・民族衣装試着など、世界と日本について考えたり、楽しみながら学んだり、充実した時間を過ごしました。当日の様子をご紹介します。

【JICA事業概要】

始めに、JICA筑波スタッフがJICA事業の概要を説明。途上国の子供たちの現状を伝えながら、「子供たちはどうして学校にいけないのか」、「学校にいけないとどのような問題があるのか」を一緒に考えました。また、「国際協力がなぜ必要なのか」についての意見交換をするなかで、世界と日本の関係について考えを深めました。

【青年海外協力隊体験談】 

青年海外協力隊体験談

青年海外協力隊体験談では、アフリカのケニアに派遣され、活動した青年海外協力隊経験者を講師に、現地の活動の様子を紹介しました。

始めに講師がスワヒリ語で自己紹介。そのまま生徒の皆さんを巻き込み、スワヒリ語でのコミュニケーションを体験しました。講師がマイクを向け質問すると、生徒の皆さんは戸惑いながらも、講師の言葉を真似、スワヒリ語で質問に答えていました。

体験談では、写真や動画を見せながら、ケニアの自然、生活や活動の様子を紹介。講師が生活に必要な水を毎日汲みに行っていた話をすると、生徒さんは日本の生活との違いに驚いた様子で聞き入っていました。また、軽犯罪歴がある少年やストリートチルドレンへの支援活動の様子を紹介するなかでは、彼らがそのような状況に至るには、どのような社会的背景があるのか、それを理解することが大事である、というメッセージも伝えられました。

【施設見学】

民族衣装で記念撮影

生徒の皆さんは、JICA筑波の民族衣装展示、農業研修施設などを見学。展示されている世界各国の民族衣装は試着することができます。生徒の皆さんは、思い思いに民族衣装を手に取り、目を輝かせながら試着していました。
試着した民族衣装をきっかけに、その国の文化・人々の暮らしなどへの関心・理解が深まることを願っています。

栃木高等学校の皆さん、是非またJICA筑波にお越しください!