【報告】栃木県出身のJICA海外協力隊員帰国報告:県知事はじめ栃木県応援団から温かいねぎらいがありました

 

2020年12月25日

福田富一知事との懇談

2020年12月24日(木)、栃木県出身のJICA海外協力隊4名が、栃木県庁、青年海外協力隊とちぎ応援団、及び県国際交流協会に帰国表敬訪問を行いました(JICA筑波・JICA栃木デスクが同行)。4名は、2020年3月にコロナ禍を受け帰国、その後残念ながら任期満了を迎えましたが、任国での活動、今の思いを語る帰国隊員たちに対し、福田知事をはじめ県の皆さんからは、活動をねぎらう温かいお言葉がありました。

▽浅川 純子(宇都宮市/青年海外協力隊/家政・生活改善/エジプト)
▽八下田 侑恵(佐野市/青年海外協力隊/美容師/モロッコ)
▽佐川 優(野木町/シニア海外協力隊/経営管理/メキシコ)
▽三島 和幸(那須塩原市/農業機械/ケニア)

栃木県知事への表敬訪問

知事を囲んで記念撮影(左から、佐川隊員、三島隊員、福田知事、浅川隊員、八下田隊員)

福田富一知事への表敬では、各隊員が2年間の活動や今の心境について報告しました。浅川さんは、エジプトで自らが行った活動に現地の女性が積極的に参加していた様子について、八下田さんは、モロッコ女性の美容への関心について、佐川さんはメキシコ(日系社会)と日本とのかかわりについて、三島さんはケニアの農業の未来について、それぞれ、任国での活動を思い出しながら報告を行いました。福田知事からは、各隊員の途上国での暮らしの苦労などについてねぎらうとともに、「やり残したことをやるためにもう一度協力隊に参加しては?」などのお言葉をいただきました。

青年海外協力隊とちぎ応援団・栃木県国際交流協会への表敬訪問

とちぎ応援団・栃木県国際交流協会表敬での記念撮影

同日、一行は、青年海外協力隊とちぎ応援団と栃木県国際交流協会に帰国表敬訪問を行いました。任国出発前に励ましの言葉をいただいた、とちぎ応援団の岸本会長(下野新聞社代表取締役社長)、水沼副会長(宇都宮ゴルフクラブ社長)、栃木県国際交流協会の美野輪理事長、小川事務局長に帰国のご報告を行いました。とちぎ応援団の岸本会長からは「協力隊での貴重な体験を多くの人に伝えていってほしい。」との温かいお言葉が。隊員たちは、コロナ禍で一時帰国を余儀なくされ、残念ながら任期終了を迎えましたが、この帰国表敬訪問が一つの区切りになった、と話していました。そして、地元の皆様に温かく励ましていただいたことへの感謝、「今後は国内の課題解決にむけ活動していきたい」との意欲を口にしていました。

帰国隊員によるCRT栃木放送での収録も行いました

八下田隊員のCRT栃木放送での収録の様子

八下田隊員(佐野市出身)は、CRT栃木放送での収録も行いました。12月26日(土)15:45頃から、本人へのインタビューが放送される予定です。