自治体、NGOとの連携事業

青年招へい茨城県地方プログラム始まる

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歓迎会でホームステイホストファミリーの皆様と

7月27日、パキスタン地方行政グループ15名の青年たちを当地に迎え、青年招へい茨城県地方プログラムが開始された。

まず青年たちは茨城県庁を訪問、角田副知事へ表敬訪問を行った。

最初に副知事から、この招へいプログラムが日本の地方行政と文化を理解する一助となることを期待しますという挨拶があり、続いて懇談に移った。

「日本では少子高齢化や将来の人口減少が問題になっているが、パキスタンではどうですか?」という副知事の質問に対して、「パキスタンでは死亡率が改善され人口が増加している。若年層の人口が爆発的に増えておりその対策が問題。」という返答があった。

青年たちからは日本の少子高齢化対策や地方財政などに関する質問が活発に出て、有意義な懇談の一時となった。

同日夕方には歓迎会が開催され、ホームステイホストファミリーの皆様も出席された。パキスタン女性たちは皆優雅な民族衣装に身を包み登場。青年たちは習いたての日本語に自己紹介をし、すぐにそれぞれのホストファミリーと打ちとけ話を弾ませていた。 

連日の猛暑にもかかわらず青年たちは皆元気そうで、パキスタンも同じくらい暑いので大丈夫です、という力強い声に受入関係者一同は安堵していた。

一行は8月3日まで茨城県に滞在するが、地方行政に関する研修に加え、茨城県の伝統工芸である結城紬に触れたり、県内の先端技術工場を視察する機会も設けられている。

草の根技術協力─地域提案型で来日中のラオス国研修員による講演会の報告

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情報文化局ブンコン次長によるラオス国事情紹介

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ログハウス建築様式の「守谷市国際交流研修センター」

守谷市国際交流協会とJICAの連携で実施している「草の根技術協力事業(地域提案型)」により来日中のラオス国ルアンプラバン県の教育関係者2名は、2月29日、守谷市国際交流研修センターにおいて同市の一般市民約60名に対しラオス国や伝統文化を大事にしている古都ルアンプラバン市の様子について講演しました。

両名は県立守谷高校を中心に授業体験等を通じ、日本の教育について研修中でまた地元住民との交流を持ちながら日本文化も学習しています。

同講演会にはルアンプラバン市出身で現在結城市第一高等学校2年に留学中のラオス高校生男女2名がかけつけ、ラオス伝統楽器のラナート演奏と舞踊を参集者へ披露しました。

地方自治体・NGOとの連携「草の根技術協力事業」で今年も里美村にフィリピン研修員が来日

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小里小学校で子供たちにフィリピンの様子を講演する研修員たち

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同上(小里小学校にて)

昨年度、茨城県で初めてとなる「草の根技術協力事業・地域提案型研修」として、注目を集めた久慈郡里美村によるフィリピン国ラ・トリニダッド町出身研修員の招へい事業が、今年度も教育関係者2名、保健衛生関係者2名の計4名が来日し、昨年10月から12月にかけて、里美村の方々から技術指導を受けました。

里美村は、東京から150Km、茨城県の最北端久慈郡に位置し、林業、農業、酪農などが主要産業の山間部の村です。村では地域活性化を図るため、様々な施策を展開しており、豊かな自然資源を活用した官公事業や、定住人口増加を図るための住宅分譲事業、高齢化対策事業などを積極的に実施しています。

今回の研修員は、里美村の各施設で、教育分野(里美中学校、賀美小学校、小里小学校、里美幼稚園)と保健衛生分野(医療機関、保健センター、保育園)における技術研修を受けました。

また、同研修員は一般家庭へのホームステイなどのイベントに参加、里美村とラ・トリニダッド町との国際交流を通じた相互理解と友好関係の増進にも貢献しました。

地方自治体・ NGOとの連携「草の根技術協力事業」でバングラデシュから研修員来日

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JA茨城ポケットファームにて

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里美村の女性活動グループを視察

JICAでは、NGOや自治体、大学などの団体の皆様が国際協力に参加するためのメニューとして「草の根技術協力事業」を用意しています。

今年度、茨城県においては、3つの自治体が本事業を利用して海外からの技術研修員を招聘します。

今回ご紹介するのは、茨城県生活環境部と茨城HI-COOPが実施している「バングラデシュ農村自立支援プログラム」。

研修員としてバングラデシュよりFoyezさんが2003年9月から2004年3月までの日程で来日しています。

Foyezさんは、西ベンガルジェソール地方シャシャ郡にある現地NGO(Japan Bangladesh Cultural Exchange Association : JBCEA)のスタッフです。

JBCEAは、シャシャ郡で栄養改善指導、保健衛生指導、砒素汚染対策、経済自立支援などの活動を行っていますが、Foyezさんはノクシカタ刺繍を製作する女性グループに対する技術指導等を担当しています。

現在Foyezさんは研修受入先の茨城県生活環境部と茨城HI-COOPの指導の下に、女性グループ支援、組織運営・マネジメント、マーケティング、商品管理、品質管理などについて研修を行っています。

帰国後は現地女性グループの自立に向けて、研修で学んだことを活かす予定です。