開発教育支援事業・イベントなど

つくばの夏は熱かった JICA筑波の夏祭り

2004年8月6日(金)の夕方、JICA筑波で夏祭りが行われました。今年は数年ぶりの猛暑。この日も雲ひとつない快晴の下でお祭りが開始されました。

そもそも、この祭りはJICA筑波の研修員に日本の風習であるお祭りを体験してもらうことと、日ごろJICA筑波がお世話になっている研修受け入れ先や近隣住民の方々をお招きして感謝の気持ちをお伝えするため行っているものです。

毎年参加者が増加していますが、今年は一般515名、研修員153名が参加し、スタッフを加えると約700名と、昨年度よりさらに100名以上来場者数が増えるなど大盛況となり、地元のケーブルテレビや新聞社の取材も行われていました。

祭りは、太鼓の演舞、日本の盆踊りの体験、インドネシア研修員による舞踊の披露、スリランカ研修員による歌の披露、子供たちと研修員が国際国流するためのチャレンジカードの他、出店としてヨーヨーや国際理解クイズなど内容盛りだくさん。参加者はそれぞれの筑波の「夏」を満喫していたようです。

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チャレンジカードで研修員にインタビュー

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炭鉱節をみんなで踊って

農業体験教室(第3回)開催

JICA筑波では、伊奈町立小張小学校の5年生12名を対象に農業体験教室を開催しています。これは当センターの田んぼを使い、日本のイネ「日本晴」とフィリピンの国際稲研究所(IRRI)で開発されたイネ「IR2061」の両方を栽培し、田植えから収穫までの農作業を体験するとともに、世界のコメ事情について理解を深めてもらうことをねらいとした企画です。

第3回目は夏休み中の8月6日(金)に実施しました。最初に「つくばリサーチギャラリー」で“国際コメ年”にちなんだ展示ブースを見学し、世界のコメについて理解を深めました。その後、5月に田植えをした田んぼから稲を抜き取り、「稲研究IIコース」の研修員6名の手ほどきを受けながら、草丈、茎数、穂数など、2品種の生育の違いを観察しました。「日本晴」はまだ穂が出ておらず、茎の中に隠れた幼穂と呼ばれる穂の赤ちゃんを顕微鏡で観察しました。次回はいよいよ収穫体験です。

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つくばリサーチギャラリー見学

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研修員からイネの生育調査のやり方を教えてもらう

JICA筑波国際センター日本語の歌コンテスト開催

2004年7月2日(金)にJICA筑波恒例の研修員による日本語の歌コンテストが開催されました。今年も周辺の方々他多数の方々に来場いただき、たいへん盛り上がりました。全12組が出場し、皆日頃の練習の成果を十分に発揮し、歌はもちろん各チーム趣向を凝らしたダンスやパフォーマンスを披露しました。

ボリビア出身で地震耐震工学コースのJose Luis QUIROGAELIASさんが見事優勝を獲得しました。Joseさんはギターの弾き語りで『ヒロミ』という曲を熱唱しました。バラードの曲でしたが、皆静かに聞き入りました。第2位には、『昴』を歌った獣医技術研究コースが、第3位には『北国の春』を歌ったモンゴルのSodnom Enkhtuyaさんが入賞しました。

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優勝したJoseさんの様子

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第二位の獣医技術コースの様子

農業体験教室(第2回)開催

JICA筑波では、伊奈町立小張小学校の5年生12名を対象に農業体験教室を開催しています。これは当センターの田んぼを使い、日本のイネ「日本晴」とフィリピンの国際稲研究所(IRRI)で開発されたイネ「IR2061」の両方を栽培し、田植えから収穫までの農作業を体験するとともに、世界のコメ事情について理解を深めてもらおうというものです。

第2回目は6月16日(水)に実施し、5月に田植えをした田んぼで除草を体験しました。今回は稲作の研修を受けているキューバ研修員9名といっしょに田んぼに入り、泥だらけになりながらに作業をしました。その後、2品種の生育を観察し、1ヶ月の間にとても大きくなったイネの違いを見比べました。「キューバの米料理を教えてください」「キューバで人気のあるスポーツは何ですか?」など、キューバのこともほんの少し勉強して終わりました。

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除草作業の様子

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イネの生育の違いを比較

牛久市立牛久第三中学校 センター訪問

2004年6月11日(金)の午前中、牛久市立第三中学校第二学年の皆様約150名が当センターを訪問し、国際協力について勉強しました。2時間半のプログラムの内容は、「青年海外協力隊体験談講演」「センター施設見学」「ワークショップ:フォトランゲージ」です。

青年海外協力隊体験談では、JICA筑波のスタッフでもある2人の協力隊OBがお互いの任国(ベトナム・ジンバブエ)をプレゼンテーションによるアピールを行い、生徒の皆さんにどちらが行ってみたい国かを選んでもらう「どっちのお国ショー」を行いました。

ワークショップでは、フォトランゲージを行い、世界各国の様々な暮らしの様子に興味を持っていただいたようです。

JICA筑波では皆様のご要望に応じたセンタープログラムを随時実施しております(昨年度年間32件)。詳しくはトップページにある「教員、学生、NGO、その他の皆様へ」の中(下記リンク)をご覧下さい。

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国旗を掲げて隊員OBが対決「どっちのお国ショー」

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フォトランゲージの一こま

農業体験教室(第1回)開催

JICA筑波では、伊奈町立小張小学校の5年生12名を対象に農業体験教室を開催しています。これは当センターの田んぼを使い、日本のイネ「日本晴」とフィリピンの国際稲研究所(IRRI)で開発されたイネ「IR2061」の両方を栽培し、田植えから収穫までの農作業を体験するとともに、世界のコメ事情について理解を深めてもらうことをねらいとした企画です。

第1回目は5月27日(木)に実施し、研修施設を見学した後に田植えを行いました。小学生のみなさんは、一度学校で田植えを経験しているだけあって、あっという間に植え終わることができました。JICA筑波では稲作分野の研修を2コース実施しており、今後はこれら研修員と一緒に農作業を行いながら、11月まで全6回続けていく予定です。

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2品種の苗の違いを比較

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田植えの様子

研修員といっしょに泥まみれ 〜「さなぶり(田植え祭)」開催〜

平成16年5月15日(土)、JICA筑波春の恒例行事、「さなぶり(田植え祭)」が開催されました。前日までのぐずついた天気がうそのような、初夏を思わせる晴天の下で、260名を超える一般参加者の皆様と一緒に、敷地内の田んぼで田植えを行いました。初めて田植えをする人も多く、スタッフや研修員の指導のもと、みんな一生懸命に苗を一つ一つ植えました。中には泥まみれになってはしゃぎまわる子供の姿も。「子供にとって大変いい経験になった」「また来年も来てみたい」とのご意見も頂戴いたしました。

田植えの後は奉納の儀式を執り行い、今年の豊作を祈願。新旧の農業機械や研修員の試作品も合わせて展示し、子供たちは興味津々の様子でした。昼食に世界各国のコメを使った料理を食べた後は、研修員や日本人スタッフによるパフォーマンスタイム。勝鼓会の皆様による太鼓演奏に始まり、中米研修員・日本人混成グループのメレンゲ披露、日本人スタッフによる琴の演奏、フィリピン研修員グループによるバンブーダンスと、プロ顔負けのパフォーマンスに一同大盛り上がり。2時間はあっという間に過ぎていきました。

9月下旬には、今回田植えをした田んぼで収穫体験を行う「収穫祭」を開催する予定ですので、是非また参加してください。

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早乙女も登場。研修員による田植えの様子

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豊作を祈願。写真はソロモン諸島の研修員

つくばフェスティバル2004への参加

2004年5月8日、9日につくばフェスティバル2004国際交流フェアがつくばセンター広場にて開催されました。このイベントはつくば市民と在住外国人との国際交流をはかることを目的につくばフェスティバル実行委員会主催で毎年開催されています。JICA筑波では両日ともテントを出展し、研修員受入や市民参加協力等の事業内容の紹介や青年海外協力隊、シニア海外ボランティアの募集・案内などを行いました。

9日には研修員も参加し、様々な団体のテントやステージで行われるパフォーマンスを見学しました。JICAからは、地震・耐震工学コースのチリ、ドミニカ共和国、フィジーの混成チームとスリランカチームの2組が自分達の国の歌を情感をこめて披露しました。

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JICAのテント

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研修員のパフォーマンス

筑波大学国際系団体合同説明会へのブース出展

2004年4月19日(月)に筑波大学で学内にある国際系団体、サークルの合同説明会が行われました。主に新入生勧誘のイベントとして企画されたものですが、学内の8団体の他、大学外の国際系NGO、団体2団体も特別出展の許可をいただき、JICA筑波も是非にとお願いをして広報活動をさせていただきました。

当日は100名以上の参加者が各団体の説明を聞きながら、情報収集をしていました。JICA筑波のブースでは、学生が参加できるイベントとして、4月28日に予定されている筑波大学での青年海外協力隊の体験談&説明会・アフガニスタンの講演会、6月から開始予定の「国際理解教育ひろば」などの紹介などを行い、多数の学生に来ていただきました。中には熱心に協力隊の応募相談をされる学生もいました。

JICA筑波では大学内のサークルなどとも連携した企画・イベントなども常時受け付けております。興味ある方はまずは一度お問い合わせください。

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JICA筑波が出展したブースでは青年海外協力隊・国際理解教育ひろばの広報を行いました

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会場は多くの学生で賑わいました

科学技術週間に特別一般公開、大きくふくらんだ交流の輪

当センターは、4月14日(水)、17日(土)の2日間に亘って「一般公開」を行い、735名の来訪者を迎え賑わった。

「科学技術週間」は国民の科学技術への関心と理解を深めるため、1960年以降毎年実施されている。

当センターは、「よりよい明日を、世界の人々と」のキャッチフレーズの下に多彩なイベントを開催。

民族衣装を着用した職員が、足踏みポンプ等の農業分野における途上国向け技術(簡単な仕組みでありながら利用価値が高い)や潅漑水理実験、野菜温室栽培を紹介する一方、各国の民芸品展示コーナーで国際理解のためのクイズ、スタンプラリーが行われ、また昼食に用意されたエスニック料理が瞬く間に完食された。

人気を集めたのは、民族衣装試着コーナー。

ケニア、コートジボアール、ドミニカ共和国、中国、マレイシア、ルーマニア等さまざまな国の衣装を用意し、試着された方をポラロイドカメラで撮影した。

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異国情緒あふれる世界各国のブース

なお今年の一般公開で特筆すべきは、17日土曜日の各国紹介コーナーに向けて、前日夜から体育館内でブースを設営した研修員の熱意であろう。一般来場者は民族衣装をまとった研修員から展示物等を通して母国の説明を受けると共に、会場のいたるところで研修員とカメラに収まる人達、家族連れも多く見られた。栃木県小山高校の学生グループは「英語がずいぶん通じた。自信をもった。さらに英語を勉強する励みになった」と興奮気味に感想を話してくれた。

また、茨城県内の国際協力・交流関係のNGO10団体もブースを設営し、訪問者へ活動紹介を行った。
「開かれたセンター」「茨城県にとって必要なセンター」をスローガンに掲げている私たちJICA筑波の職員は、またひとつ地域の方々との連携を深めることができた。

科学技術週間以外にもたくさんのイベントを実施しています。5/15(土)には田植え祭が予定されています。詳しくはイベント情報のページで。

カンボジアスタディーツアー実施報告

JICA筑波と(財)茨城県国際交流協会が企画したカンボジアスタディーツアーが3月28日から4月4日の8日間で行われました。JICAの国内機関がこの種のスタディーツアーを実施するのはJICA筑波は始めて。人数は同行スタッフが2名、一般公募の参加者12名の計14名で、高校生からシニア層まで幅広いメンバーでのツアーとなりました。

視察先はカンボジアで活躍する青年海外協力隊(幼稚園教諭、コンピューター技師、日本語教師)、シニア海外ボランティア(土壌肥料、窯業)の視察に始まり、灌漑技術プロジェクト、理数科改善プロジェクトなどのJICA事業を視察いたしました。さらには現地で活動している日本・海外のNGOの現場も視察するなど、非常に盛りだくさんな内容でツアーは大成功で終了しました。参加者はこれから報告書を作成し、近々本ホームページにて公開予定ですのでお楽しみに。JICA筑波では今回の結果を踏まえつつ、より良いスタディーツアーを今後も企画していく予定です。

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日本語教師としてプノンペン大学で活動する青年海外協力隊員

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同じくプノンペン大学でコンピューター講座で指導する協力隊員

「中学生・高校生エッセイコンテスト2003」の発表

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小暮倫子さん(土浦一高3年)の受賞

茨城県の中学生・高校生のみなさん「エッセイコンテスト2003」に応募いただきありがとうございました。

入賞された生徒さん本当におめでとうございました。

惜しくも、入賞をのがされたみなさんも自分の言葉で語ったエッセイありがとうございました。

開発途上国の人々と自分たちとの関わりに気づき、考えた国際協力・世界平和へのエッセイが全国の中学生から15,382点、高校生から11,524点の応募がありました。

全国上位賞25名のなかに茨城県から中学生「特選(外務大臣奨励賞)と優秀賞」各1名と高校生「準特選と優秀賞」各1名の計4名が入賞されました。表彰式は東京で3月13日(土)に行われ、副賞の海外研修旅行は3月下旬に開発途上国へ10日間の予定です。

入選はじめ各賞を受賞されました生徒さんへの表彰はつぎのとおり、2月に各学校で行われました。

[中学生の部]

特選「外務大臣奨励賞」:山口真有香さん(土浦三中3年)「私の意識改革」
優秀賞:榎本有希さん(谷田部東中3年)
筑波国際センター所長賞:佐野悠さん(谷田部東中3年)、清宮晨博さん(谷田部東中3年)
青年協力協会会長賞:島田奈津季さん(八郷町立有明中1年)、白石葵さん(谷田部東中学3年)
学校賞:土浦市立土浦第三中学校、つくば市立谷田部東中学校、土浦市立土浦第六中学校、日立市立滑川中学校、岩井市立東中学校、三和町立三和東中学校

[高校生の部]

準特選:小暮倫子さん(土浦一高3年)「世界の仲間とできること」
優秀賞:鈴木美穂さん(茗溪学園高3年)
入選:江島伴美さん(藤代高1年)
筑波国際センター所長賞:早川央恵さん(土浦三高2年)、小畑魅空さん(竹園高1年)、佐藤緑さん(日立二高1年)、上野美香さん(藤代高1年)
青年海外協力協会会長賞: 佐藤江里さん(藤代高3年)、柴田玲美さん(藤代高1年)
特別学校賞:藤代高等学校
学校賞:東海高等学校、大子第一高等学校

国際理解教育ひろば(2月ひろば)の報告

2月の国際理解教育ひろばは、午前と午後の分科会形式で行われました。

午前の部は「教師海外研修」報告会。JICAが実施している教師海外研修とは、国際理解教育および開発教育に関心の高い学校の先生を対象に、開発途上国で10日間ほど研修をおこなうプログラムです。

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フィージー研修の壁新聞(隊員からの活動日誌なども)

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ガーナの紙幣を使って

【写真】国際理解教育に期待するのは何ですか?

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ガーナの人からたくさんお聞きすることができました

茨城県から同研修に参加された2名の先生による報告が行われました。小澤先生(小学校教諭)はフィジー国における青年海外協力隊員が活動する小学校を訪問したときの様子を、大森先生(中学校教諭)はガーナ国で昔、奴隷貿易が行われた拠点の訪問とチョコレートの原料であるカカオの生産現場を視察された様子を紹介されました。

その後、両先生から同研修経験を活かした学校現場における授業実践例の発表がありました。

午後の部は二つの分科会。

「ガーナ・ガーナ・ガーナ」と「今、ここにいる自分とは?過去・現在・未来の私と国際理解について考える」が開催されました。

「ガーナ・ガーナ・ガーナ」では、本ひろばの主催者でもある青年海外協力隊茨城県OV会の高須会長を中心に、ガーナ出身の協力隊員OBOG、ガーナ研修員が、ガーナについての意見交換をワークショップ形式で行いました。

もちろんガーナチョコレートの試食も。

「今、ここにいる自分とは?」のファシリテーターは、いつも「ひろば」に参加されるNPO法人G4sの小笠原さん。今回はファシリテーター役をつとめられました。

「あなたにとっての国際理解とは?」「国際理解教育で扱ってみたいテーマは?」「来年度の国際理解教育ひろばに期待するものは?」などについてワークショップを行いました。

参加者から「先生方の国際理解教育の取り組み実践事例がよく分かった」「ガーナの人と交流できて盛り上がった」「ガーナという国についていろいろ知ることができた」「青年海外協力隊の活動に興味をもった」などの感想がありました。

来年度の国際理解教育ひろばは、6月から開始予定です。是非皆様のご参加をお待ちしております。

国際理解教育ひろば(1月ひろば)「きわめる水!水から世界がみえる」の報告

国際理解教育ひろば(1月ひろば)は、1月18日(日)、「水」をテーマに同ひろばの実行委員でもある小川達己講師(学びの広場主宰 茨城県環境アドバイザー)をお招きして行われました。

前半はアイスブレイクに始まり、水の循環について考えたり、自分が1日で使う水の量を計算したり、世界子ども水フォーラムの情報提供など様々な角度から「水」を扱ったワークショップを行いました。

今回は、私たちの暮らしに身近なテーマであったことから、参加者の方から「水についていろいろ考えることができた」「水の使い方について、いろいろ反省することがあった」などの感想をいただきました。

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アイスブレイク(自分の気持ちを漢字1字で書くと?)

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水循環について考える(テーマは酒、米など)

土浦市立上大津西小学校4年生の当センター訪問報告

2004年1月21日、国土交通省関東地方整備局霞ヶ浦導水工事事務所の企画・案内により、土浦市立上大津西小学校4学年17名の生徒等関係者25名が当センターを訪れました。

訪問の目的は、総合学習の一環として、海外と日本における水事情、水利用を理解して水の大切さを学習することです。

生徒の皆さんは、インドネシアとアルゼンティンの研修員から水道水を煮沸して飲料水にしている、地方によっては水道が引かれていない地域がある等、母国の水事情に関するお話しを聞きました。

霞ヶ浦導水工事事務所は、那珂川、霞ヶ浦、利根川を結ぶ水のネットワークを形成する「霞ヶ浦導水事業」を実施しています。

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JICA研修員2名(地球温暖化対策コース)と生徒の皆さん

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土浦市立上大津西小学校4年生の皆さんの学習風景

地球市民講座の報告

国際協力機構(JICA筑波)では、(財)茨城県国際交流協会との共催で、2003年12月20日に、水戸市茨城県開発公社ビルにおいて、広く一般の方を対象とした「地球市民講座」を実施し、100名を超える方々にご参加いただきました。

今回は、国際協力入門編として、初めての方でも楽しめる企画ということで、午前の部はベストセラー「世界がもし100人の村だったら」の再話者池田香代子さんによる講演会を、午後は分科会「県内国際協力NGO活動紹介・ビデオ上映」「NGO、JICA、一般参加者の意見交換会」「ワークショップ:世界がもし100人の村だったら」を行いました。

午前の部では、「世界がもし100人の村だったら」を出版することとなった経緯や背景、分かりやすい日本国憲法などについて講演がありました。参加者からは「池田さんの話がとても良かった」「県内のNGOの活動などを知ることができて、自分も参加したくなった」などの声が聞かれました。

JICA筑波では県南地域だけでなく、水戸などの県北地域でのイベント、国際理解のための企画を今後とも継続的に実施していく予定です。JICA筑波HPイベント情報等を定期的にご覧下さい。

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池田さんによる講演。本の販売会も行いました。

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午後のワークショップの様子

「国際理解教育ひろば(10月ひろば)」の報告

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グループディスカッションの様子

今月のひろばのテーマは「JICA研修員との異文化交流を通した国際理解」。単にJICA研修員と会話をして交流するのではなく、体験型・参加型学習を通して学ぶのが本ひろばの趣旨ということもあり、今回は実際に海外から来日し滞在しているJICAに対してインタビューを行い、日本の生活慣習や風習、日本人の行動などについて研修員が感じている疑問について話し合うことを目的としました。具体的には、外国人の日本での生活体験を元に「疑問に思っていること」「不便なこと」「ここが変だよ日本人」などなど日本の異文化に関する再現寸劇を作り、グループごとに発表を実施。JICA研修員とのグループディスカッションを経て行われた寸劇では、以下の再現寸劇が行われました。参加者からは、「とても楽しかった」「寸劇という参加型手法が新鮮だった」「時間があっという間だった」「もう少し振り返りの時間があればよかった」などの意見が出されました。なお、国際理解教育ひろばは毎月1回実施。来月11月も参加型で実施予定です。

主な再現寸劇

  • (海外と日本のお店の定員の対応の違い)
    途上国では客から質問しないかぎり対応しないが、日本では「いらっしゃいませ」と挨拶があり、定員から積極的に客に接してくるのにはびっくりした」
  • (自動車事故について)
    日本では事故が起きると、まず相手の状態を気づかうが、途上国ではまず自分の車を気にする。そして、相手のののしりあいと自分に非がないことを警察官にアピールするそうです。
  • (電車の中での日本人)
    化粧をする女性、携帯に釘付けの人、立ったまま居眠りするサラリーマンに驚いた。
  • (日本語って難しい)
    「どうもすみません(謝る場合)(お礼の場合)」「いいです(結構です)(良いです)」。同じ言葉だけど意味がまったく違うのには、日本語を習っている研修員にも悩みの種だとか。
  • (バスの中の日本人)
    お年寄りや女性が来ても、どうどうと座っている日本人男性に研修員もびっくり。
  • (日本人の宗教って・・・)
    お正月は神道、お葬式は仏教、結婚式やクリスマスはキリスト教。日本人の本当の宗教は?
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お正月にお寺で祈願する日本人(このときは神道)

「小学生の農業体験教室」の報告

JICA筑波では、近隣の小学生30名を対象に、研修員とともに農業体験活動をしながら地域社会との交流を深めることを目的に、5月10日から付属圃場で農業体験教室(全4回シリーズ)を実施しています。

9月27日(土)は、最終回としてサツマイモ掘りを行いました。コメの勉強をしている研修員と一緒に、たくさんのサツマイモを掘りました。

みなさん、全4回のシリーズを通して、貴重な経験ができたようです。参加してくれたみなさんからの感想文を一部ご紹介します。

  • 農業体験に参加してよかった。初めてだったのでおもしろかった。トウモロコシをとるときに、いろいろな幼虫や虫がたくさんいた。料理もおいしかった。(手代木南小2年)
  • 命の源であるものを育てることに責任を感じる気がした。農家の人はすごいと思った。マルチ栽培や苗の斜め植えなど、人の工夫にびっくりした。(手代木南小6年)
  • サツマイモ掘りは初めてだったので、大きなサツマイモが取れてうれしかった。あんなにいっぱいとれるとは思わなかった。(吾妻小2年)
  • サツマイモを掘るときに茎が取れたイモは掘り出すのが大変だった。サツマイモを食べてみたらおいしかった。来年もまたやりたい。(吾妻小5年)
  • トウモロコシを取るとき「ポキッ」と音がして新鮮だなあと思った。実がすごく大きくて甘かった。思い出が一つ増えた。(吾妻小5年)
  • サツマイモ掘りが一番楽しかった。たくさんのおみやげができてうれしかった。(吾妻小2年)
  • 外国人がビニール袋をもってきてくれたり、トウモロコシを分けてくれたりしたことがうれしかった。外国人といっぱい触れ合えた。(真壁小4年)
  • 作物がたくさんの人たちの手によってできているとは考えなかった。いろいろな国の人たちと触れ合うことができ、自分の手で作物を育てる楽しさをあらためて感じた。(手代木南小6年)
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気持ちのいい秋晴れのもと、みんなサツマイモ掘りに汗を流しました。大きなサツマイモを掘り当てたときのう

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2種類のサツマイモ(べにあずま、つくばこまち)を掘りました。