JICAと計画投資省が共催でポートフォリオレビュー会合実施

2010年2月9日

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11月24日、JICA、計画投資省(Ministry of Planning and Investment – MPI)共催でポートフォリオレビュー会合が開催されました。ポートフォリオレビューとは、JICAのベトナムにおける全円借款案件の実施機関が一同に会し、案件全般の実施状況を確認し、共通する問題点についてディスカッションすると共に、この1年に導入された円借款関連の新しい規則や制度等を紹介する、年に一度の会合です。今年の会合は、MPI対外経済関係局ミン局長、JICAベトナム事務所長瀬次長を共同議長とし、実施機関から120名以上の参加を得て、デウホテルで開催されました。

会合では、前半にまずJICAの各ナショナルスタッフが、昨年及び本年のベトナム円借款のディスバース状況、調印から着工にいたるまでの長い準備期間といった共通する問題点について、様々なデータを示してプレゼンしました。また、これらの解消に向けて他ドナーとも共同して打ち出されている制度改善策、今年度後期のディスバース促進のために案件毎に合意されたアクションプランが確認されました。会合後半では、JICA円借款の調達ガイドライン、またベトナムの公共調達政令が本年改正されたことを受け、MPI公共調達局長、JICA本部の調達監理担当課からのプレゼン、コメントを得ながら、改訂された調達ルールの解説が行われました。さらに、PCI事件を受けて合意された汚職防止策についても、MPIから実施機関に説明、徹底がなされました。

参加者間の協議においては、かねてより問題となってきている調達、契約関連イシューに再び光が当てられると同時に、ベトナムでの円借款の規模拡大に伴い初めて受け手となる実施機関からは、実施機関同士の経験共有の場として非常に良い機会であった、との評価も聞かれました。