2012年 実施報告書

【実施報告】高校生世代向け国際理解入門セミナー「世界の入り口に立とう−とびだせ!高校生2012」

「普通とは何か?」をテーマに高校生世代向け国際理解入門セミナー「世界の入口に立とう−とびだせ!高校生2012」が公益財団法人かながわ国際交流財団との共催で2012年7月22日(日曜)にJICA横浜で開催されました。約70名の高校生が参加し、テーマについて考えたり、いろいろな国の研修生や元青年海外協力隊員と交流し、意見を交わしたりする熱気に満ちた一日となりました。

ワークショップ「バファバファ」

まず、異なる文化への感じ方や自らの行動を振り返り異文化間の交流のあり方を考える「バファバファ」という異文化理解のシュミレーションゲームに参加。高校生たちはそのルールにとまどいながらも積極的に参加し、多くの気づきと学びを得たようです。

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ランチ交流会

JICA横浜で研修中の研修員9名(アンゴラ、コンゴ、ガーナ、ウガンダ、タンザニア、ミャンマー、ブラジル、マーシャル諸島、パプアニューギニア)とブルキナファソ、ケニア、ブータンで活動した元青年海外協力隊員3名をゲストとして招き、世界各国の料理を食べながら、事前に配布したインタビューシートも活用して、英語での会話や交流を楽しみました。いろいろな国を身近に感じるまたとない機会となったようです。

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レクチャー「目に見えないものを考える−私たちの文化は普通?」

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午後は、立教大学教授の河野哲也先生によるレクチャー。普段当たり前に思っていること、見過ごしているものを哲学的な視点からもう一度考えてみるものでした。いろいろな文化の対立について取り上げ、難しいテーマでしたが、高校生たちは興味深く耳を傾け、「普通」とは何かということを考え、お互いに意見を交わしました。

グループ・ディスカッション「○○について語ろう!」

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今回のセミナーのテーマである「普通」について議論しました。2時間近く参加者は深く考え、また、グループでいろいろな意見を出し合い共有しました。なかなか普段、話すことのないテーマですが、同世代ということですぐに打ち解け、楽しく取り組んでいました。

参加者たちの声より

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  • 今まで自分が「普通」だと思っていたのに、一つのことでこんなにも多くの考え方があるんだなとビックリしました。グループになって他の人の話を聞いていると、新しい考えがたくさん出てきて面白かったです。今日は思っていた以上にいい経験ができました。
  • たくさんの人と意見を交わすことで新しい知識を吸収できて良かったと思いました。「普通」について考えるのはとても難しかったけれど、話せば話すほど意見が広がっていってとても興味深かったです。自分自身の視野が広がった気がしました。開発途上国で働く人たちの話を聞く事で自分の将来についてもヒントやアドバイスをもらえてとても嬉しかったし、自分自身がひと回り成長できた気がしました。
  • 何気なく使っている「普通」という言葉は、実はすごく重い意味を持っているのではないかと気づかされた。人それぞれの意見があって、話し合い、共有できたことがよかった。自分の知っていることだけが普通ではない、ということを考えさせられ、もっと多くの事について知りたいと思いました。料理はとても美味しかったです。
  • グループディスカッションで頭を使ってみんなで意見を交わすのが、とても楽しかったです!世界の料理を食べながら、色んな人とお話できて自分の将来へのヒントももらえてすごく内容が濃くて良かったです!
  • どれも退屈しないプログラムで、また新しい概念や視点について考えられました。
  • 新しい出会いがたくさんあって、自分とは違う考え方にも刺激をもらいました!ディスカッションがたくさん組み込まれていて面白かったです!

【参考】「世界の入り口に立とう−とびだせ!高校生2012」募集内容

「世界の入り口に立とう−とびだせ!高校生2012」に、たくさんのご応募・ご参加いただきありがとうございました。

対象 神奈川県に在住・在学・在勤の高校生および18歳以下の社会人(国籍は問いません)
全てのプログラムに参加できる人に限ります(部分参加不可)。
内容 チラシ&参加申込書(PDF/1.90MB)内のプログラムをご参照下さい。
募集人数 60名(定員を超える応募があった場合は、志望理由などを基準に選考します)
参加費 1,000円(昼食代として)
申込問合せ先 JICA横浜 市民参加協力課 開発教育支援担当者
TEL:045-663-3220
FAX:045-663-3265
実施日時 2012年7月22日(日曜)
9時15分〜17時15分
開催場所 JICA横浜