「NPO法人 光の子どもたちの会」が実施する『カノアケブラーダの子育て支援ネットワーク』がブラジルで表彰されました

2016年9月7日

2016年8月9日の授賞式に参加した「光の子どもたちの会」 鈴木真由美代表(写真中央)
※写真はいずれも「光の子どもたちの会」提供

2014年にカノアケブラーダで実施した、キャンペーン活動の様子。横断幕には「子ども達にはそれぞれの時間の中で夢をえがき、成長する権利があります。 子ども会」とのメッセージが

 ブラジル東北部(セアラ州)で草の根技術協力事業を実施している「NPO法人光の子どもたちの会」(横浜市)から、うれしいニュースが届きました。

 同団体がブラジルで創設した 「カノアケブラーダ(※1)の子育て支援ネットワーク」が、ブラジルのNGO、APDMCE(※2)より、「CERTIFICACAO DE PRATICAS INOVADORAS NOS MUNICIPIOS CEARENSES 2016(2016年度セアラ州内の市におけるパイオニア活動の認定)」を受賞されました!!おめでとうございます。

 同賞は、幼児、青年、女性、高齢者、障害者に関し、革新的な活動を実施し、公共政策の強化に貢献した事業へ贈られます。カノアケブラーダ・子育て支援ネットワークは、2013年〜2015年に実施した草の根技術協力事業「ブラジル東北部子育て支援体制強化による地域向上プロジェクト」において、カノアケブラーダの地域住民と各行政機関が連携して、子育てに係る問題解決に取り組むために創設されました。その取り組みは、カノアケブラーダがあるアラカチ市やUNICEFセアラ事務所から高い評価を受け、他地域への展開が期待されています。

 現在、「光の子どもたちの会」は、草の根技術協力事業「ブラジル・セアラ州アラカチ市における人材育成を通じた地域子育て支援プロジェクト(2016年5月〜2018年10月)」を実施しており、本事業の中で新たに6地域に子育て支援ネットワークを創設する予定です。

 また、同地域では、青少年による薬物乱用、飲酒喫煙、暴力、売春、学校中退の問題をはじめ、家庭内暴力や児童虐待、急激な観光化による治安の悪化など地域問題なども深刻であるため、子育て支援のみならず、青少年向けにライフスキルトレーニング(※3)を実施し、それら問題への理解・解決・予防を目指しています。

 今後の活躍にもぜひご注目ください。


※1 カノアケブラーダ(Canoa Quebrada): ブラジル・セアラ州アラカチ市内にある漁村

※2 Associacao para o Desenvolvimento dos Municipios do Estado do Ceara :「セアラ州内の市の発展のための協会」の意味。市民の啓発のための本の配布や、高齢者福祉分野で働く人材の教育等様々な社会的事業を実施している団体。 州や市と協力しながら、セアラ州184市中100市(2014年時点)と広範に活動している。

※3 ライフスキルトレーニング : 子どもたちが日々生活していく中で直面する問題と上手く付きあい、心身共に健全に成長できるよう、自己認識やコミュニケーションの重要性、いじめられたときの対処法、HIVへの対応、インターネット社会等について学ぶプログラム。光の子どもたちの会が実施している事業では、ライフスキルトレーニングをアラカチ市内の小中学校で実施すべく準備を進めている。