【開催報告】トークイベント「日本の鉄道、アジアを走る」、大盛況でした!

2017年7月18日

登壇する3名

お話する杉林氏

Nゲージに集まる参加者

 皆さんは、日本の鉄道中古車両が、東南アジア各国で活躍していることをご存知でしょうか?

 6月10日(土)、「ADB×JICA横浜〜国際協力のミライ〜」関連イベントとして、トークイベント「日本の鉄道、アジアを走る」が開催され、輸出鉄道中古車両の現状やJICAの鉄道分野協力などに関する意見交換会が行われました。当日は、神奈川県だけでなく岡山県や新潟県などからも92名の方が集まり、大いに盛り上がりました。

 輸出鉄道中古車両をとりあげたこうした意見交換会はJICA初の試みです。

 ゲストには、鉄道ウェブサイト「西船junctionどっと混む」管理人の杉林佳介氏と、『東南アジアを走るニッポンの廃車両』著者であり鉄道史学会会員である斎藤幹雄氏のお二方をお招きし、現地取材にて撮影した映像を交えながら、東南アジアで活躍する日本の中古鉄道車両についてお話いただきました。

 さらに、お二方の話を受け、JICAで長年、鉄道分野の支援に携わっている小泉幸弘資金協力業務部実施監理第一課長から、アジアをはじめ世界中でひろがる日本の鉄道協力についての説明もしました。通学や通勤で慣れ親しんだ日本の鉄道車両が、国内での役割を終えた後も途上国に輸出されて活躍していることは、日本の製品の耐久性や優秀性を物語るものであり、鉄道という身近なテーマから国際協力を知ってもらうことができました。

 参加者の顔ぶれは、鉄道車両の輸出に携わる方、ホームドア等の設置作業に携わる方などに加え、“乗り鉄”、”撮り鉄”などさまざまで、8歳から80歳まで幅広い年齢層の方々が集まりました。イベント終了後には、参加者同士の交流も生まれ、鉄道トークに大輪の花が咲いていたようです。

●参加者の声(一部抜粋)●
・日本の技術が他国にいかに貢献しているかが、鉄道を軸に知ることができてよかった。【20代男性】
・日本以外の国(イギリス、中国、アメリカなど)からの鉄道に関する途上国への支援、また、逆に日本が技術支援を受けたときのことなども気になった。【20代男性】
・現地で見聞きしたこと、実際に仕事で携わった人の生の声が聞けて大変に興味深かったです。【20代男性】
・JICAの「ともにやればできる」精神を提供する援助の在り方に改めて感動した。【40代男性】
・JICAの国際協力について知らないところも多いので、鉄道に限らず、他の分野もご紹介いただけると嬉しいです。【50代男性】

 JICA横浜は、国際協力と市民を結ぶ施設として、これからも様々な展示やイベントを行い、国際理解の促進や国際協力への参加促進に取り組んでいきます。