国際障害者デーを記念する絵画展開催のお知らせ-誰もが輝けるインクルーシブな社会を目指して-

2018年11月27日

絵画展の様子

12月3日が何の日か、ご存じでしょうか?
国際障害者デーです。1982年12月3日に国連総会で「障害者に関する世界行動計画」が採択されたことを記念して、1992年の第47回国連総会において、この日を「国際障害者デー」とすることが宣言されました。日本ではこの日から始まる1週間が「障害者週間」として位置づけられています。障害のある人々の社会、経済、文化その他あらゆる分野の活動への参加促進を目的としています。

JICA横浜ではこの日を記念して、小さな絵画展を開催しています。

「国際障害者デー」記念 小さな絵画展を開催中

(1)「晴れた日の美しい白いビーチ」(モルディブ)

(2)「自画像」(サモア)

今回の小さな絵画展では、エスワティニ、ガボン、サモア、ナミビア、モルディブ、モンゴル、レソトの子どもたちの作品を展示しています。これらの作品は課題別研修「障がいのある子どもへの教育制度~特別支援教育を活かしたインクルーシブ教育システムの構築」(※1) の参加者が各国から持ち寄ったものです。

モルディブの教員は生徒であるWasmee Waheedさん(18歳)の作品を携えて来ました(写真1)。彼は学習障害のため、文字を読んだり書いたりすることは苦手ですが、自分に合った学習方法で勉強に励みました。絵や工作が得意な父親の影響で、彼も絵を描くことが大好きです。


サモア教育・スポーツ・文化省からの参加者は、Phaniel Faraniさん(15歳)の作品を紹介してくれました(写真2)。Phanielさんは障害のため、言葉でのコミュニケーションは難しいのですが、絵を通じて気持ちを表現するそうです。絵は彼にとって大切なコミュニケーション手段となっています。

また、今回の研修にご協力いただきました、横浜国立大学教育学部附属特別支援学校のアート部より、中等部、高等部の部員の皆さんが力を合わせて作成した大きな作品も展示しております。ぜひご覧ください。


■日時/会場■
 ・2018年11月17日(土)~11月29日(木)/JICA横浜 2階 ギャラリー
 ・2018年11月30日(金)~12月2日(日) /JICA横浜 3階 展示室
  10時~18時(最終入館17時30分まで)※入館料 無料
 

課題別研修参加者

※1  課題別研修「障がいのある子どもへの教育制度~特別支援教育を活かしたインクルーシブ教育システムの構築」:インクルーシブ教育に対する理解を深め、各所属先において障害のある子どもたちの教育を充実させる知識と経験を身につけることを目標とする研修です。第1週目にはインクルーシブ教育/特別支援教育の世界的な潮流、日本の制度を概観します。第2~4週目には、神奈川県や横浜市、大阪府において4つのテーマ(障害の早期発見・発達支援、学校教育、教師教育、社会参加・就労)に沿った講義・視察を行います。最終週には、各自が帰国後、実施する活動について計画を作成します。本研修には11か国から11名の研修員が参加しています。

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持続可能な開発目標(SDGs)への貢献

SDGsとは、2015年9月の国連総会で採択された「我々の世界を変革する:持続可能な開発のための2030アジェンダ」と題する成果文書で示された具体的行動指針。17の個別目標とより詳細な169項目の達成基準からなる。

本研修コースは、SDGsで定められた17の個別目標のうち目標4.「すべての人にインクルーシブかつ公正な質の高い教育を確保し、生涯学習の機会を促進する」への貢献が期待される。