【JICA国際協力中学生・高校生2018エッセイコンテスト】山梨県の2校に訪問し、表彰を行いました!

2019年4月9日

【画像】2018年度の「JICA国際協力中学生・高校生エッセイコンテスト」には、「世界の幸せのために私たちができること」のテーマのもと、中学生の部37,748点、高校生の部34,738点、総数72,486点もの応募がありました。
山梨県では、中学生1名、高校生1名が個人賞を受賞しました。JICA山梨デスクでは、それぞれの学校に訪問し表彰を行いました。

山梨英和中学校3年 山田百合乃さん

山田百合乃さん(左)と三井貴子校長

中学生の部において、山梨英和中学校3年の山田百合乃さんがOB会長賞を受賞されました。「世界の人々の幸せのために」という題名で、今自分に出来ることはなんだろうと考えたことについて書いた山田さんは、「音楽の道を目指しているので、将来音楽を通して世界の人々を幸せにしたい」と笑顔で話していました。
山梨英和では学校の取り組みとして、毎年「JICA海外研修」が実施されており、開発途上国でのODA活動見学、JICA海外協力隊の活動視察なども行われています。同席した三井校長からは、「エッセイに書いてあるような考え、視点を持っていることは非常に素晴らしい。今後も世界のことに興味を持ち続け、頑張っていって欲しい」と激励の言葉を頂きました。

山梨学院高等学校3年 白浜愛唯さん

白浜愛唯さん(左)と吉田正副校長

高校生の部において、山梨学院高等学校3年の白浜愛唯さんが国内機関長賞を受賞されました。白浜さんは、昨年の夏に香港で開催された、国際バカロレア生達が世界から集まる会議に参加した経験をもとに、「私たちにできること」という題名でエッセイを書きました。実際に会議に参加した経験を受けて、「言葉の壁をすごく感じた。講義についていけず、辛い思いをしたこともあったが、とても良い経験だった」と振り返っていました。
吉田副校長からは、「高校を卒業して大学生になっても世界に目を向けて、素晴らしい大学生活を送って欲しい」と激励の言葉を頂きました。

来年度もJICAエッセイコンテストは実施されますが、山梨県から多くの応募があることを期待しています。そして、たくさんの「出会い」にめぐり合えることを楽しみにしています。