【イベント報告:山梨県】ポール・ラッシュ祭~八ヶ岳カンティフェア2019~JICA山梨デスクでブースを出展しました!

2019年10月28日

2019年10月19日、20日の2日間、清里高原のキープ協会清泉寮にて「ポール・ラッシュ祭~カンティフェア2019~」が開催されました。1日目はあいにくの天候でしたが2日目は天候も回復し、多くの来場者で賑わいました。JICA山梨デスクも今回で4回目のブース出展となりました。

世界の食卓を紹介

10月16日は「世界食糧デー」です。それにちなみ、今回JICA山梨デスクブースでは世界の食卓を紹介しました。サモアやマラウイなど、普段あまり馴染みのない国の食事を紹介し、食を通じてその国の文化や習慣を考える機会にしてもらおうという狙いです。来場者は本物そっくりの模型を手に取り、「これは何の果物?」「この魚の名前は?」「ブータンも日本と同じくお米が主食なんだ」と様々な感想を交わしていました。また、その国や同じ地域に派遣されていた協力隊経験者から実際の話を聞き、日本と世界の食生活や文化の違いに驚いていました。来場者の中には自らが海外で生活をした経験を持つ方も多くいらっしゃり、生活において食事がいかに重要かを改めて確認することが出来ました。

【画像】サモア、マラウイなど世界の食卓を模型で紹介

JICAクイズに挑戦!

昨年度好評だったという“JICAクイズ”。今回もクイズを通して世界のことを知ってもらおうと実施しました。皆さん最初は「クイズなんて絶対にわからない!」と消極的ですが、「テントの中に全て答えがあるのでぜひ見ていってください!」と声をかけると、一生懸命答えを探してくれます。クイズの内容は、世界の挨拶・食事の展示についての質問と、ブースの中にいる協力隊経験者に派遣国を聞くというもの。「マラウイで稲作指導なんてすごい!」「エチオピアでも卓球をやっている人がいるのですね!」などと協力隊の活動についても興味津々の様子でした。
クイズをやってくださった方には全員に、様々な国の“ありがとう”が書かれているJICA横浜特製の世界地図をお渡ししました。

【画像】世界の挨拶を確認しながらクイズに挑戦する来場者

最後に

小さなお子さんにも丁寧に説明する協力隊経験者

今回は4年目のブース出展となり、他のブース出展者からも声をかけていただく機会が多くありました。また来場者の中にも、昨年も世界地図をもらいました!と声をかけてくださる方がいらっしゃり、地域とのつながりを感じられるとても良い2日間になりました。来年度も引き続き、地域との交流を大事にしていきたいと思います。
                (報告:JICA山梨デスク 穂坂ちひろ)