神奈川県教育委員会主催 国際教育研修に協力しました

2021年10月4日

 8月20日(金)にJICA横浜センターにて神奈川県教育委員会主催「国際教育研修」が開催されました。国際教育研修は、神奈川県の小・中・高等学校・特別支援学校の教員を対象とした研修で、講演・ワークショップ体験を通して、国際教育の現状及び取組についての理解を深めることを目的として実施されており、JICA横浜も研修に協力をしています。

【JICAの取り組み】

 JICA横浜市民参加協力課中野貴之職員より、JICA事業説明及び開発教育支援事業についての講演を行いました。開発途上国の現状、JICAが行う国際協力、そして実際の出前講座などで行っているワークショップの体験も行いました。参加者はJICAの取り組みについて理解できたとともに、実際のワークショップを体験できたことで開発教育/国際理解教育の方法などについて理解を深めたようでした。

【授業で活用できるワークショップ体験】

「話さない」ルールのアクティビティに取り組む

 JICA横浜開発教育教員向け研修運営事務局のメディア総合研究所より、「主体的・対話的で深い学び」実践ためのファシリテーションについて紹介しました。「話さない」というルールの元で行う簡単なアクティビティを通して、「教え込む」と「体験して気づかせる」の違いを体験しました。

【今回の研修を通して】

 参加した先生方は、JICAが行う国際協力出前講座を活用したいと考えたり、JICAが有する様々な素材を活用しようと思ったり、研修を各学校で活かしたいと考えたようです。児童生徒の皆さんが少しでも異文化や世界のことをジブンゴトとして考えてくれることに期待が寄せられます。