フード・ドライング・バスケット(FDB)作成ワークショップの開催

2018年9月7日

2017年度2次隊
経営管理
SV/加藤秀男

8月14日(火)、赴任先であるザンビア中小企業協会(ZCSMBA)の主催にて、シンダ郡から3名の講師(2名は現地人、1名はJV)を招いてフード・ドライング・バスケット(青果物乾燥保存バスケット:FDB)作成ワークショップを開催いたしました。

FDBとは虫や埃を防ぎ、丈夫で水洗い可能かつ折り畳み可能なコンパクトな青果物乾燥バスケットのことで、郡農業事務所配属の家政・生活改善隊員の努力で手作りを可能にしたものです。

ワークショップの目的は、ZCSMBAの法人会員の一社であるザンビア女性起業家開発協会(Women Entrepreneurs Development Association of Zambia: WEDAZ)の農家メンバーの余剰農作物廃棄の問題を軽減すべく、FDB作成の技術を取得すること。そして今回受講する20名の参加者が、今後FDB作成の講師となるべく育成すること、の2点でした。

ワークショップはWEDAZ会員21名が参加の下、午前8時に開始し午後5時の終了時までに予定通りの10個のFDBを完成することができました。

今回のワークショップ参加者の中から習熟度の高いメンバーにより、今後はWEDAZ内部でのFDBワークショップの展開・拡大が可能となり、WEDAZの農家会員の農作物の廃棄の削減が図れると思います。

今回のワークショップで良かった点としては、現地人による現地語(ニャンジャ語)での実技指導が効果的だったこと。全員が集中して時間内に予定の10個のバスケットを完成できたこと、農閑期のタイミングを利用できたこと。そしてJICA内部に蓄積された知識・技術・情報とネットワークを利用し、現地人講師から現地人参加者に対して技術を移植・拡大する効果的かつローコストなワークショップだったことがあげられます。

成果物自体は大きなものではありませんが、開発援助の方法としてはJICA日本ならではのきめの細かな良いものであったと思います。

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シンダ郡講師による説明

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型紙を用いてネットを慎重にカット

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JVによる最終完成品(乾燥青果物)の説明

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完成品のFDBを手に誇らしげ

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完成した10個のFDB

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終了後の集合写真