ブータン国首相、保健大臣へのプロジェクト概要説明

2024年4月9日、プロジェクトチーフアドバイザー 山岡吉生教授(大分大学)とプロジェクトメンバーは、今年1月の議会選挙で5年ぶりに政権が交代し、2月より首相に就任したツェリン・トブゲイ首相と、タンディン・ワンチュク保健大臣に面会する機会を得ました。

山岡吉生教授からはスライドを使用してプロジェクト概要と進捗状況を、また松本昂助教(大分大学)からは、現在大分大学とADTECが開発中のピロリ菌迅速検査(イムノクロマトキット‐ICT)およびクラリスロマイシン耐性菌に関する検査などの説明が行われました。

ツェリン・トブゲイ首相は熱心にプロジェクトの説明に耳を傾け、ブータンではがんが公衆衛生上の大きな問題となっていることから、胃がん関連死撲滅のための当プロジェクトへの感謝を述べられ、ブータン政府がプロジェクト活動を100%支援するとの力強いお言葉を頂きました。

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ツェリン・トブゲイ首相(写真中央)

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ツェリン・トブゲイ首相(向かって左)
山岡吉生教授(左から2番目)
松本昂助教(向かって右)

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山岡吉生教授 プロジェクト概要の説明

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タンディン・ワンチュク保健大臣(写真中央・オレンジのスカーフ)

※山岡教授のお名前の「よし」は漢字で「土のしたに口」と記載しますが、当ホームページでは同文字に対応していないため、「吉」で代用させていただきます。