服飾

「服飾」隊員とは?

職業訓練校や高校の服飾コースの学生に対して、就職後に生かすことができるよう、ミシンの基本操作、パターン、刺繍、裁断、縫製、服飾デザインなどを現地講師と共に指導します。また活動先が現地の生産者協同組合のようなところでは、生産者に対する指導だけでなく市場のニーズに応じた製品デザインの支援や販路開拓、ファッションショーなどを開催することもあります。

現地の職人に指導する隊員。(セネガル)
子どもたちに手工芸品の作り方を教える様子。(セネガル)

「服飾」隊員には何が必要?

開発途上国では服の製造工程が分業化していないこともあるため、職人が初めから終わりまで一人で洋服を仕立てることも多くあります。そのため、隊員も特定の工程に関する専門性だけでなく各工程に関しての知識・経験が必要です。また活動上、配属先の同僚や学生・生産者に指導することが多いため「実演」できることが大切です。さらに、現地で手に入るもので現地の文化を尊重しながら市場で売れる製品の提案をするための企画力やイベント開催に向けて人を巻き込んでいく力なども必要です。

「服飾」隊員のシゴト Q&A

どのような経験があれば活動に生かすことができますか?

「服飾」隊員は単純に洋裁の技術を教えるだけではなく、職業訓練校の学生などが意欲的に学べるような授業を計画したり、収入向上が見込める製品などの提案なども求められる場合があります。そのため、ファッションショーなどのイベント経験、洋裁経験、デザイン、企画の提案、市場調査、裁縫教室などでの指導経験などがあると活動の幅が広がります。

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