二本松訓練所
スワヒリ語インストラクター
エスタ・サムエル・カノマタ
派遣前のJICA海外協力隊は70日間、合宿制の訓練を実施しています。
訓練の内容は、JICA海外協力隊の3つの目的である異文化社会の相互理解の基本理念を習得でき、任国での活動に必要な知識や技能を講座、演習形式で学び、語学は少人数クラスで集中研修を行っています。
訓練の約6割を占めるのは語学。1クラスは4人から6人と少人数。話すことに重点を置いた実践的な訓練が行われます。
テロなどを想定した安全管理の訓練も必須。武装勢力に襲われた場合の対処法を学ぶ訓練には緊張感があります。
派遣国研究や異文化適応などの授業もあります。写真は世界の富の不平等を学ぶワークショップの様子。
派遣後、即戦力として活動できるように、街に出て市民にインタビューして課題を見つけ、改善策を提案する実践的な訓練です。
駒ヶ根青年海外協力隊訓練所長
清水 勉
駒ヶ根訓練所は、志を抱いた訓練生たちの熱気があふれるパワースポットです。ベテラン講師による短期集中型の充実した語学学習は他では得られません。協力隊経験のあるスタッフが親身にサポートします。そして年齢もバックグラウンドも様々な同期の仲間との絆は一生の宝物になることでしょう。2万人の先輩が学んだ駒ヶ根訓練所で、あなたもJICA海外協力隊にチャレンジしてみませんか。
二本松青年海外協力隊訓練所長
富安 誠司
協力隊の訓練は既に50年以上の歴史があります。こうした経験を踏まえ、皆さんが協力隊員として現地で充実した活動ができるよう、多彩なプログラムを用意していますので安心してご参加ください。皆さんに「途上国の人々のために役に立ちたい」という強い想いがある限り、私たち訓練所スタッフも応援していきたいと思います。
駒ヶ根訓練所(一例)
任地での活動・生活に必要不可欠な水準の語学力を身につけます。
<学習言語>英語・スペイン語・フランス語・ポルトガル語・ネパール語・ロシア語・ウズベク語・キルギス語・タミル語・ヒンディー語など
(注)隊次によって該当言語の訓練を実施しない場合があります。
(注)訓練所によって学習言語が異なります。
JICA事業概要、国際関係と日本の国際協力、チームビルディング、帰国後の進路と社会還元、国際協力人材セミナーなど
協力活動(地域実践)、活動管理手法、プロジェクトマネジメント、コミュニケーションの基礎、ファシリテーションの基礎、協力活動手法、JICA海外協力隊活動セミナー
経済格差に係る疑似体験アクティビティ、異文化体験演習、任国事情など
任国での健康管理、救急法、感染症、婦人科、海外における交通安全、安全対策など
各種オリエンテーション
(注)いくつかの講座は公開講座として、一般の皆様の聴講も可能です。
派遣前訓練紹介動画
より詳しい訓練の内容を知りたい方は、こちら
1日の流れ(一例)
7:10 | 朝食 |
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8:10 |
朝の集い点呼・国旗掲揚・事務連絡等を行います。 ![]() |
8:45 |
語学訓練派遣国で活動するために必要となる語学の基礎的知識と実践力を身に付けます。ベテラン講師による少人数クラス制で学びます。 ![]() |
11:40 |
昼食日替わり料理を食べられます(世界各国のランチの日もあります)。 ![]() |
13:00 |
語学訓練 |
15:00 |
各種講座多種多様な講座を受講することで、派遣国で活動する際に必要な手法等を学びます(例: 目標管理概論、調査手法、救急法、海外における安全対策、任国研究、地域実践)。 |
18:00 |
夕食![]() |
19:00 |
語学自習・自主講座等自主講座では、訓練生が講座の実施者もしくは参加者になることで、講座の組み立て方等を学びます。 |
23:00 |
消灯 |
市内に買い出しに出たり、周辺の自然を満喫したりすることができます。また、訓練の一環で関わりを持った地域に住む方々と一緒に過ごすという人もいます。
二本松訓練所
スワヒリ語インストラクター
エスタ・サムエル・カノマタ
駒ヶ根訓練所
語学訓練スーパーバイザー
石田卓立
Facebookでは日々の訓練の様子などを紹介しています。ぜひチェックしてみてください。