ゾドに係る追加協力のお知らせ

2024.05.15

ゾドに係る追加的な協力として、JICAモンゴル事務所は、アリオンボヤン国家非常事態庁(NEMA)長官、井川原賢駐モンゴル特命全権大使のご同席の下、2024年5月13日(月)、NEMAに対し、家畜感染症対策に係る資機材を引き渡しました。
 今回の協力に関し、JICAの田中所長は、ゾドの被害に対しお見舞いを伝え、「ゾドを含む災害対応・対策につきましては、短期的な対応から中長期的な取組みに至るまで、積極的に協力を実施しております。被災された皆様が一刻も早く、普段の生活を取り戻されること、またモンゴルが災害に対して強靭な国家となることを祈念しています。」と述べました。また、井川原大使からも、「ゾドで死亡した家畜の死骸処理は早急に対応が必要な業務であり、現在各地の最前線で職務に当たっておられるNEMA、家畜衛生庁、そして各被災地の皆様に心から敬意を表するとともに日本からの支援が最前線の皆様の一助となることを願っています」との言葉を頂きました。

本協力は2016年にJICA課題別研修「コミュニティ防災」に参加したNEMA職員がその成果を活用・普及することを目的に、JICAのフォローアップ事業を通じ実施するものです。本日引き渡されたされた資機材は、消毒剤2種類(計1トン)、噴霧器250個、防護服7,000枚で、これらは現在もゾドで死亡した家畜の死骸処理作業が行われている地域において、感染症対策のために活用されます。

引渡式の様子 (左から、田中所長、井川原大使、アリオンボヤン長官、オーガンバヤル副長官)

引渡式の様子
(左から、田中所長、井川原大使、アリオンボヤン長官、オーガンバヤル副長官)

引渡式の様子

引渡式の様子

引き渡し式画像

\SNSでシェア!/

  • X (Twitter)
  • linkedIn
一覧ページへ