【参加者の声:JICA海外協力隊候補生向け農業研修に参加して ②JICA海外協力隊候補生 福島黎(2024年度2次隊 コミュニティ開発)】

掲載日:2024.05.14

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JICA筑波では海外協力隊(農業系職種)合格者を対象に途上国の農業人材に求められる農業技術とコミュニケーション能力の向上を目的に任意参加の研修を行っています。
今回、参加者の福島黎さんから研修に1ケ月間参加した感想を聞きました。

インタビュアー(以下I):初めに福島さんがJICA海外協力隊(以下、協力隊)を目指したきっかけを教えてください。
福島さん(以下F):国際協力に関わりたいと思い、仕事を探していました。元々は外務省などに興味がありましたが、ルワンダでの1年間の生活を通じて、より草の根に近いところで活動したいと考え、協力隊を志望しました。

I:外務省のお仕事へのご興味、そしてルワンダでの生活経験が協力隊の道へと進むきっかけになったのですね。JICA筑波での協力隊候補生研修(以下、候補生研修)に応募したきっかけを教えてください。
F: コミュニティ開発隊員としてカメルーンへの派遣が決まり、活動内容が農業に関連したものでした。私自身農業に関わったことがなかったため、少しでも農業に触れることのできる機会を探していた時に候補生研修を見つけて応募しました。

I:農業のご経験なしに、農業関連の活動を行うのは、不安もありますよね。その中で研修員とともに少しでも農業に関して学べる機会は、大きな意義があるのではないでしょうか。続いて、候補生研修を受けてよかったこと、学んだことは何ですか。
F: 主に野菜セクションで、野菜栽培や農業技術を1ヶ月間学ぶことができました。特に、ねり床に関して関心を持ち、実践を交えて技術の習得を目指しました。また、協力隊OBOGの方々、アフリカ各国からの研修員の方々から色々な話を聞くことができることも良い機会でした。
I:筑波センターだからこそ学べること、聞ける話がたくさんありますね。最後に、協力隊への意気込みをお願いします。
F: 派遣後は、筑波センターで学んだことを頭に入れながらも、「現地の人から現地のやり方を学ぶ」という姿勢を大切にして活動をしていきたいと考えています。1ヶ月間ありがとうございました。現地での活動を楽しみます!

I:ありがとうございました。カメルーンでのご活躍を願っています!協力隊生活と活動を楽しんでください

ねり床づくり

研修員との団らん

最終報告会