中南部海岸保全林植林計画(第1期)

The Project for Afforestation on the Coastal Sandy Area in Southern Central

終了案件

国名
ベトナム
事業
無償資金協力(交換公文(E/N))
課題
自然環境保全
交換公文(E/N)署名
2000年11月~
供与額
2.79億円

プロジェクト紹介

ベトナムでは、人口の急増に伴い、燃料用の薪、林産物の需要が急増し、森林の伐採が続きました。海岸地域では、森林減少の影響により、強風で海岸から巻き上げられた砂が農地、鉄道、道路等に被害を及ぼし、住民生活に大きな影響を与えています。この協力(第1期)では、ベトナム中南部に位置するクァンナム省およびフーイェン省の2省の海岸地域において、植林地周辺地域の保護を図るために、モクマオウを主体とした約3,670ヘクタールの海岸保全林の造成を支援しました。これにより、内陸部の農地、居住地、道路、鉄道等への飛砂害等の軽減に寄与しました。

協力地域地図

中南部海岸保全林植林計画(第1期)の協力地域の地図

事業評価

協力現場の写真

  • 植栽予定サイトの状況(協力実施前・調査時撮影) 

  • 植栽予定サイトの状況(協力実施前・調査時撮影) 

  • 保全対象となる民家 

  • モクマオウ種子 

  • 苗畑を管理する地域の女性。樹種の選定や苗畑の管理に日本の技術が活かされる。 

  • 植林に向けて出荷されるモクマオウの苗。 

  • 岸の砂丘に植栽され、育ち始めたモクマオウの苗。将来的には防風・防砂林として沿岸住民の生活を守る。 

  • モクマオウの苗の植栽。一本ずつ手作業で行われ、地域住民の雇用創出にも繋がっている。 

  • 植栽から7年後、順調に育ち森林を形成しつつあるアカシア。 

  • 近隣に住む子供達。プロジェクトを通じて彼らが住み良い暮らしとなることを願いたい。 

関連情報

関連・連携プロジェクト

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