生ワクチン製造基盤技術プロジェクト
After Care Cooperation for the Fundamental Technology Transfer Project for Production of Live Attenuated Measles and Poliomyelitis Vaccines in Indonesia
終了案件

- 国名
- インドネシア
- 事業
- 技術協力
- 課題
- 保健医療
- 協力期間
- 1989年9月~1994年8月
プロジェクト紹介
インドネシアでは、5歳未満児の主要死因のひとつである麻疹とポリオを予防すべく、ワクチンの接種率を引き上げることを計画しましたが、両ワクチンとも海外からの輸入に依存しており、適切な時期の供給が困難でした。この協力では、生物製造公社に対し、麻疹およびポリオワクチンの自給自足体制づくりを図るための製造と品質管理にかかる基盤技術の移転を実施しました。これにより、必要量全てが同国内で製造され、適量・適期の供給が可能になることに貢献しました。また、両ワクチンの品質がWHO(世界保健機構)を含む国際基準を満たし、UNICEF(国際連合児童基金)を通じアジア諸国やアフリカ・中南米諸国に輸出されるようになりました。