第二次環境情報ネットワーク整備計画

The project for Improvement of Environmental Information Network(Phase 2)

終了案件

国名
中華人民共和国
事業
無償資金協力(交換公文(E/N))
課題
情報通信技術
交換公文(E/N)署名
2001年6月~
供与額
10.51億円

プロジェクト紹介

中国では、急速な経済発展に伴い公害が深刻化しています。これに対応する法的規制や技術革新を進めるためには、正確かつ迅速なデータの収集および分析のみならず、行政区画を超えた情報の共有が必要であり、環境情報ネットワークの整備が急務となっています。この協力では、61都市の環境情報センターを結ぶネットワークの構築のため衛星通信機材などの導入を支援しました。これにより、第一次協力とあわせて合計100都市の環境情報センターのネットワークが構築され、適切な環境政策の立案に寄与しました。

協力地域地図

第二次環境情報ネットワーク整備計画の協力地域の地図

事業評価

協力現場の写真

  • 丹東市環境保護局内に設置された、丹東市環境情報センター。この協力では、丹東市を含む中国全土61都市の環境情報センターに対し、LAN機材の整備を行った。先行する第一次の協力とあわせ、日本の協力により100都市の環境情報センターのLAN機材と、89都市のセンターの衛星通信機材が整備された。 

  • 機材は一度北京の倉庫で保管された後、各都市へ発送された。 

  • 浙江省舟山市環境情報センターに設置されたLAN設備。地域レベルの環境情報の収集・保管・処理に活用。 

  • チベット自治区ラサ市環境情報センターに設置された衛星通信機材(パラボラアンテナ)。この協力により89都市の環境情報センターに衛生通信機材が設置され、環境情報の全国レベルでの収集・伝達・共有に活用。 

関連情報

関連・連携プロジェクト

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本プロジェクトの他の期・フェーズ

本プロジェクトの他の期・フェーズはありません。

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