鉱山環境管理計画

フィリピンでは、多発する鉱害関連事故と、その周辺地域・社会への影響が課題となっており、同国政府は、環境評価の実施や環境汚染に対する法令の整備などの取り組みを行ってきましたが、特に鉱山事業に対する環境評価、環境モニタリング、公害対策などの技術の向上は緊急の課題となっていました。この協力では、天然資源産業省鉱山地球科学局（MGB）に対し、水質および土壌汚染における鉱山環境管理人材の育成を支援しました。これにより、MGBの鉱山環境管理能力の向上に寄与しました。