マリゴット漁港整備計画

The Project for Improvement of Marigot Fish Landing Facilities

終了案件

国名
ドミニカ
事業
無償資金協力(交換公文(E/N))
課題
水産
交換公文(E/N)署名
2002年5月~
供与額
16.63億円

プロジェクト紹介

ドミニカは、ハリケーンの来襲が多く、毎年多数の漁船を喪失しています。特に大西洋岸は漁港施設が皆無であり、漁船が安全に係留できる漁港施設の整備が必要とされていました。また、マリゴットを含む地方水揚地では、水揚岸壁、荷捌場、保冷施設が整備されていないことから、水産物の安定的な供給ができませんでした。この協力では、大西洋側で最大の水揚地であるマリゴットにおいて、防波堤、水揚施設、流通施設の整備を支援しました。これにより、漁船の避難港と水産物流通体制が整備され、同国の人々への安定的な水産物の供給に寄与しました。

協力地域地図

マリゴット漁港整備計画の協力地域の地図

事業評価

協力現場の写真

  • 漁獲物の小型カツオ・マグロ類 

  • 計量するマリゴット水産施設の管理人 

  • 魚マーケット:鱗や鰓を除く一次処理を行う。 

  • スリップウェイ:右奥には漁具をメインテナンスするネットシェッドが見える。 

  • 漁民ロッカー 

  • 漁船の係留:東海岸は海が荒れることが多く、この防波堤に波が激しくぶつかることも。しかし湾内は安全であり、ハリケーンの時など他の地域の漁船の避難場所となる。 

  • スリップウェイに漁船を揚げる漁民 

  • 管理棟:1階に魚市場、製氷機、冷蔵庫、管理室、2階に会議室がある。 

  • 漁民ロッカーと管理棟 

  • 漁獲物を水揚げする漁民 

関連情報

関連・連携プロジェクト

関連・連携プロジェクトはありません。

本プロジェクトの他の期・フェーズ

本プロジェクトの他の期・フェーズはありません。